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貧乏くじ
荒れ狂う風の中心で、力のコントロールが出来ないスフィア。
その様子を伺いつつ、離脱を試みるバーネロと
厄介事に巻き込まれ、辟易している三人の賊。
そこにようやく、うずらとスルクスが到着する。
荒れ狂う力を前に、自分の身を守ることに精一杯、というバーネロに対し
賊の三人は、金にならない争いをするつもりは無いらしく
ひたすら、嵐が去るのを待っていた。
そんな状況で到着したスルクスに、双方から期待に満ちた視線が注がれた。
全てを丸投げされる。
危険を感じて、自分たちを引率してきたうずらを求めて視線が泳ぐ。
しかし、その姿は既にスルクスの視界から消えていた。
ミリアの元へと向かったようだ。
出来ない者としない者。
そんな者たちの視線を受けながら、事態の収拾を行うスルクスは
心の中で、今後、キズヌの仕事は断ろう。
と、心に決めたのだった。




