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顔合わせ

王立図書館の応接室。

主役は既に揃っている。

そんな彼らが待つ部屋の扉が、ようやくノックされた。

「どうぞ」

スフィアの腰巾着であるバーネロが応じる。

「失礼します」

そう言って入って来たのは三花のミリア。

期待した人物では無かったが、スフィアたちは紳士的に彼女を迎え入れ

事件当日の詳細を改めて確認する。

そしてその話がいよいよ佳境に入ろう、としていた時

再び、応接室の扉がノックされた。

話の腰を折られたミリアが、少し不満げな表情で応対する。

「どうぞ、お入りください」

その言葉に従って入って来たのは、三人の男性だった。

その三人の中でスフィアが知っているのはただ一人。

案山子を探す役目を負った、デティートだけだった。

その彼がスフィアを見て報告する。

「見つけました!

フレイブという人物と、その者が選んだ人物!

いや、その苦労は言葉では言い表せない・・・」

任務達成の興奮を伝えようとしていたデティートを制したのは

スフィアの腰巾着だった。

「一人、と聞いていたが?」

冷静な一言に、我に返ったデティートがようやくスルクスを紹介する。

「彼が今回の案山子、龍涎堂のスルクスです」

その言葉を聞いて、あからさまに冷ややかな視線を浴びせる腰巾着。

「六家と同等かそれ以上、というのが条件だったはずだが?」

責めるようにデティートに言い放つ。

それを聞いていたスフィアは突如、ソファから立ち上がり

笑顔でスルクスに右手を差し出した。

「よくおいで下さいました、短い期間とは思いますが、よろしくお願いします」

そういわれた手前、スルクスも手を出さない、と言う訳にもいかず

なんとなく雰囲気で握手を交わす。

そんな様子を見ていた腰巾着は、思い出したように

「まあ、その、なんだ、よくやった」

と言ってデティートを労うのだった。

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