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悪魔の来訪
新たなる存在の登場に眠りを妨げられた者たちの表情は暗い。
しかし、その原因が訪問者に対しての脅威からくるものでは無く
不毛で理不尽な一日をようやく終えた。
そう思っていた矢先の出来事だったからだ。
従業員を除くゲストとホストが真夜中に再び顔を合わせる。
もし、リトマス試験紙のように表情試験紙があったなら
彼らの表情は、八割がた諦めの色を表していただろう。
それに加えて約二名。
城の一部が倒壊し、店子であるデティートと大家のパルナは
城の修繕に関して、どうやったら相手の責任として
費用を出させることができるか?
弱みを見せる事が出来ない状況で、互いに目を合わせることは無いが
その念は、オーラとなって周囲に放出され
その被害は仲間だけでなく、意気揚々と登場したはずの
者にまで影響してしまう。
そのせいで、今日は新キャラ登場で激しく急展開
勢いをつけてテンポ良く話が進んで行く。
という予定に陰りが・・・。
いや、暗雲が立ち込めて行くのを、ただ見守るだけだった。




