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異世界? 仲間?何それ美味しいの?

どうも!Genshodです。えー、長らく?間あけました。それでも作品どもをよろしくお願いします。ブクマ、感想、評価嬉しいです。自分の実力を測るためにもお願いします。

『うぬぬぬぬぬぅ・・・・・・』


僕は今日も朝練、もといトレーニングを終えて、これから朝食を取ろうとしているんだが、


今日はいつも何も言わないおっさんがうるさい。


さっきから独り言ブツブツ言ってたり、なんかうなってたり、


急に納得しだしたと思ったらすぐ落ち込んだような声出すし。


正直うざい・・・・・・


『おい』


『な!なんだよ!』


もしかして聞かれた?


『あ?なんのことだ?小僧ガキ俺の悪口言ってたんか?』


『いや?なんのこと??なになに?話があるんでしょ????』


僕は早く話をそらしたい一心でおっさんの話を聞く』


『そろそろ、ギルド行くか?』


『ーーーっ!?』


『それは・・・・・・どういう・・・・・・?』


『いや、今のお前でも十分冒険者として通用するかな、と思ってな』


『え、待って?急にそんなこと言われても心の準備とか・・・・・・』


コンコン


家(といっても小屋だが)の木戸をノックする音。


来客か?こんな田舎に?


ああ、「奴」関連か?


ったく、めんどくさいな・・・・・・


ん、待てよ?これは僕ののぞむ日常への復帰第一歩ではないのか?


『はいは〜い』


ガチャっ


『わ・・・・・・』


『どなた?』


『私を仲間に入れてください!!!!』


・・・・・・どなた?


『えーと、立ち話もなんですから、中に入ってください』


『あ!いえ!いや、その・・・・・・


 ・・・・・・失礼します』


<><><>


『えーっと、ご用件は???


 さっきなんか言ってたけど・・・・・・』


『あ、はい!そうです!私を仲間にしてください!!!』


あ、そう。それそれ


『え〜、なんで???』


ってかなんでこの家がわかった?一見管理人の部屋っぽくにしか見えないだろ


『その〜、あの・・・・・・


 蛇の時に・・・・・・』


『おおぅ・・・・・・』


こりゃびっくらこいた・・・・・・


まさか見られてたなんてな・・・・・・


『・・・・・・見てたの?』


あ、目そらした


『はい。すいません・・・・・・』


そして気まずそうに謝る


『いや、別に責めてはいないけどね?』


『すいません・・・・・・』


とことん謝ってくる彼女。あ、そういえばまだ名前を聞いてなかった。


『君、名前なんていうの?ここら辺の人?』


『あ、イロハって言います!


 イツパハラに住んでます』


ん?なぁ、おっさん、そこどこ?


『・・・・・・』


あぁ・・・・・・また無視ね。


自分で調べろってことかよ〜


はぁ・・・・・・


「イツパハラ」ーーーWhere is it Itsupahara?

          There're so many Itsupahara in the world.


え〜と?なになに?「どこのイツパハラですか?

          この世界にはたくさんのイツパハラがある」だとぉ!?


あぁ、だから何も言わなかったのね・・・・・・


『えっと?ヴェネルナのイツパハラ?』


『いえ?ハーメルです』


『最上級都市ィィィィィ!?』


うおぅびくった!


なんだおっさん、いくらなんでもびっくりしすぎだろ・・・・・・


『いや、ハーメルだぞ!?お前、絶対お近づきになれよ!


 このチャンスをものにするんだ!』


あぁ、おっさんは欲望に正直なのね


『うるさいな!ん?イロハ?どっかで聞いたことが・・・・・・』


あぁ、また一人の世界に入っていったし・・・・・・


『俺は、大谷おおたに敏嗣としつぐ。トシツグでいいよ』


『はい。わかりました。トシツグさん!』


『そんで?蛇の時にどうしたって?』


俺は今日最大の謎をぶつける。


やっぱり見られてたのかよ・・・・・・


『あ、はい。


 えーと、そのなんて言いますか


 自分は、冒険者目指してるんですけど、その練習でシュヴァルの森は使ってて、


 それで何か音がしたからそっちの方に行って見たら、蛇がいて・・・・・・』


まぁ、何も知らずにあの場に出くわしたら怖いわな・・・・・・


『悲鳴あげて逃げちゃって、それがいけなかったのかずっとついてきて・・・・・・』


ああ、ピット器官か。あれはホントめんどくさかったな・・・・・・


『逃げ回って、振り切ったんですけど、今度は他の人の方に行っちゃって、


 その時、いたのが、トシツグさんで・・・・・・』


ああ〜逃げてたな〜、怖かったもん。


『そんで?』


『それで、最初はトシツグさんの体を心配してたんですけど、


 少し見てると、「あれ?この人大丈夫じゃない?」ってなっちゃって・・・・・・』


まぁ、大丈夫じゃないよ?(主に頭の中が!)


『おいこらガキそれはどういう意味だ』


俺はおっさんを無視して話を聞く


『それで、ずっと逃げてたのに、いきなり立ち向かおうとしてるから、


 「危ない!」って言おうとしたんですけど、


 それより、蛇が死ぬほうが先でした』


『あぁ、完璧に見ちゃったわけだ』


『そうです!それでそのあともこっそりと後をつけて、この家をマークしたんです!』


『はは、マークって・・・・・・


 まぁ、本当にマークされたんだけどね・・・・・・』


『この通りです!どうか私を一緒に修行させてください!


 あなたの元なら、強くなれるはずです!』


・・・・・・だってよ、どうすんの?おっさん?


『・・・・・・勝手にしろ』


うわ、ねてやがる・・・・・・


五大大龍とかいうくせに・・・・・・


まぁ、でも




『・・・・・・よろしくね、イロハ』

もう直ぐクリスマスですね。僕は家に引きこもります。

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