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やっちゃってください

訪問していただきありがとうございます。

いそがなければ!そう思っても我が身は一人…。分身とかできるならして、色んな事をしたい!とりあえず、侍女長とキャロルさんをマリア様のお部屋に配置して、万が一、私の結界に何かあった場合にそなえ、マリア様を御守りするようお願いし、私は急ぎ足でロナウド様の執務室へと向かった。時刻は、そろそろ夕食の用意がされている頃だ。本来であれば、陛下、王妃様、殿下、マリア様、宰相様、ロナウド様、私の面々でアルザムの皆様をもてなす晩餐会的な事が行われる予定だった。だが、隠密が動いたとなれば、まだ魔力のコントロールが完全ではないマリア様に何かしらされてしまうと、問題が発生しかねない。出来れば穏便にアルザムにお帰り願いたいので、基本的に防御をメインにし、攻撃はあくまでも最終手段にしたいのだ。マリア様には、事の次第をお話しし、晩餐会には、体調不良のため不参加にするという事で納得してもらったが、何を思ったのか、私の心配をしだした。私は大丈夫なんだけどなぁ…。とボソッといったらマリア様に可愛く怒られた。どうも、エルナとの一件を王妃様に聞いたらしい。危ないことは絶対にしないでくださいねっ!と涙目で私の手を両手でぎゅっと握ってくるものだから、握られていない手でマリア様の頭をなでたら頬を赤く染め上げてしまった。可愛いなマリア様…。ていうか…。これか?もしやロナウド様が私の頭を撫でるのは…。いやいやいやいやないないないない!!!

頭のなかで突っ込みを繰り返し、謁見の間を通りすぎ、大広間近くの廊下でロナウド様に出くわした。

「なぜここに?!」

きょろきょろとみわたしていたけど、私の声に振り返り私の姿を認めると一瞬で私との間合いをつめ、私を自分の腕になかに囲っていた。

「無事でよかった…。」

吐息のような声で囁かれた言葉は、本当に私を心配してくれているようだった。

「私を誰だと思ってるんですか?」

呆れた声で私がそう言うと、ロナウド様が苦笑いで、私を見つめた。なにこの空気。ちょっとコレは…居たたまれない。

「奴らが動いたという連絡を父から貰ってあせりました。しかし…。どうやってここに乗り込むつもりでしょう?彼らは、魔力をもっていないのでかなり困難ですよね?」

「そうですね…。しかし、魔力を持っていないからこそ、どうにかして進入をはかることでしょう。」

私とロナウド様が会話をしているとにわかに、ホールのほうが、騒がしくなる。どうしたのだろう?と二人でホールにいくと、門番の一人が私達をみつけ、慌ててロナウド様を呼びながら近づいてきた。

「何かありましたか?」

「それがっ!城下で食堂兼宿屋をやってる主人が料理長に呼ばれたと申しておりまして…。ですが、料理長に確認しましたが、そんなのを頼んでいないと言われまして…。それを主人に伝えましたが、そんな事はないの一点張りで…。なんなら宰相様に確認してほしいとも言われたのですが、宰相様が見つからず…困ってロナウド様を探していたのです。」

食堂兼宿屋と門番が言葉にした瞬間、父の顔が頭に浮かんだ。まさか私を心配して?とか思いながらロナウド様と城を出て、急ぎ足で門に向かう。無駄に広い城の庭先を抜けると、門の所では、5人くらいの門番と、4人の男達が睨みあっていた。

というか…なんで隠密と一緒にいるのですか?父よ!!!

謀反ですかっ!て、あるわけないね。どうもあの父の後に立っている父より少し背の高い男から、父に対し殺気がだだもれです。門番達にはわからないよう巧妙に隠しているけど、私にはバレバレだし、ロナウド様にもばれてるよ。みたところ、父の背中に魔石でもあてているのでしょう。それで父を制圧していると確信して城に乗り込んで来てると思いましたが…。父の策略に気がついてないのが残念です。というか…父よ。面倒くさいので、やっちゃってくださいよ。と思った私は、悪くないはず。


最近、ネタだけがふえていく…。

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