5
「圭斗ー」
「なんだ」
「圭斗って勉強できるー?」
「まぁ、多分それなりに」
「よかったー!また今度教えてよ!俺テスト結構やばいかもー。」
「ああ、じゃあテスト前にでも勉強会しようか」
「うんーありがとー!」
「どういたしまして」
そういって、はにかむ圭斗。一瞬周りがざわついたよ圭斗。
圭斗は、中も外もイケメンだー!!これは人気でるよなぁ。食堂で騒がれるのも分かる。
・・・って違う違う。普通はいくらイケメンでも騒がないって。
早くもこの学園に馴染みそうだった。焦るー。
「なんやなんや、勉強ぐらいそんな奴に頼まんでも俺が教えるやん幹也」
「えー。幸介勉強出来ないっしょー」
「俺だってテストの順位50位以内に入っとるわ!!」
「え、まじー?」
「おうよ!!」
「じゃあ、幸介にも教えてもらおうかなー。2人に教えてもらえるなんて贅沢だな俺ー」
「おうっ!!・・って、やっぱりソイツも居るんかい」
「だって、圭斗の方が教えるの上手そうだしー」
「幹也・・なんちゅーひどい奴なんや」
「ええー。だって圭斗の方が頭よさそうだしー」
「まあ、コイツには負けてない」
「黙れあほうっ」
「まぁまぁ。テスト前は宜しくー2人とも!」
「まぁ、しゃあないな・・宜しく」
「ああ、宜しく」
仲良いのか、悪いのか分からん。
嫌も嫌よも好きのうちってやつ?
.