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幹也君の非日常  作者: すぴ
第一章
7/23

3



でも、そんな子でも目が合ったら逸らされるんだよね。


俺ってそんなに目にするのもいやなひどい顔してるのかな。

思って、頬を少し撫でるように触ってみた。


自分の顔をカッコイイ、と思ったこと無いけど、不細工だとも思ったこともないからちょっと、地味にショック。

これでも、昔はちょっとモテたりもしたし。・・まあ小学生の頃の女の子とか夜の街のお姉さんとか中学でちょっとヤンチャしてた女とかにだけど。


いやでも・・・・・・やっぱいいや。考えるのやめよ。




それより、しーちゃんしーちゃん・・・。



しーちゃんは窓側の列の真ん中に居た。しーちゃんもこっち見てくれてたみたいで、微笑みながら小さく手を振ってくれた。あー、かわいいなぁ。可愛いよ。



ちょっと癒されて顔が緩む。

だらしない顔のまましーちゃんに手を振ったら、教室がざわついた。


睨まれてはないんだけど、さっきよりもチラチラとこっちを振り向く奴等が増してる気がする。

しかも顔が若干赤いんだけど。いや、若干じゃなくてこれでもかってぐらい赤い人も居るけど。



なに、しーちゃんに手振った俺にそんな顔が真っ赤になるぐらい怒ってるの。

しーちゃんも人気者かぁ・・。いやまあ、しーちゃん可愛いもんね。しょうがないか。






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