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はじめまして。
こんにちは。
〈幹也君の非日常〉を読みにきてくださった皆様、ありがとうございます。
非日常編も日常編同様、不定期な更新になると思いますが(勿論、出来るだけちゃんと更新できるよう努力はします)
これからも、どうぞ宜しくお願いします。
‐coR‐
「はじめましてー。一昨日編入してきた山本幹也です。どーぞよろしくー」
『・・・・・・・・』
覚悟を決めて教室に入ったら、皆俺のこと見てた。
いやまあ、それが普通だけど。
にしても、なぜ皆無言で見つめてくるんだ。
ああ、あれか。俺が平凡すぎて落胆してるのか。
何の反応も無くて困ってマスターを見たら、空いてる席を指差された。
そこに座れって意味か。固まってるクラスメイトに若干戸惑いながら、席に向かう。
俺の席は真ん中の列の一番後ろだ。列が真ん中なのは嫌だけど、一番後ろだから、まあいいや。
皆はマスターの「じゃあ一時限目の準備しろ」っていう声に覚醒したみたいで、周りの席の奴等が俺のほうをチラチラと見てくる。でも、目があったら速攻でそらされる。なにこれ。
マスターに助けを求めようと思ったら、もう教室から出てた。えー・・・。
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