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幹也君の非日常  作者: すぴ
第一章
23/23

逃走




『やから幹也!!絶対あけたらあかんで!?』


「・・・・・・・・・」



耳元で聞こえる幸介の大きな声を聞きながら俺は放心状態だ。

俺の目の前・・・扉の中の部屋に居る・・・生徒会の奴らも固まっている。頼十は1人だけすっげー笑顔だけど。



『幹也!!どうしたんや?!まさか・・・・!!!』


「・・・・・・」



そのまさかだよ、幸介。心の中で呟きながら電話をブチッと切る。

幸い、生徒会の奴らは固まってるから今なら逃げれる。


俺はまわれ右をしてスタスタと音をたてないように数メートル歩いて、そこからダッシュした。


その瞬間後ろから聞こえる複数の足音。しかもすげー早い。追いかけられてる!!



俺は焦った。ものすごく焦った。


扉を開けた時、俺も動揺しててちゃんと見てなかったけど、あの部屋の中には確かにmildの幹部全員が集まってた。



総長のノブと副総長のマオ。幹部である双子のアメとコウと、ヨリト。あと、なぜか情報屋の気宇(きう)もいた。



気宇は髪の毛が青いからすぐ分かった。俺も情報屋っぽいことをしてたから面識もある。


あいつは厄介だな。気宇はmild専属の情報屋だし。あいつにばれたら俺はもうオシマイだ。

でも結構仲良くしてたし、もしかしたら黙っていてくれるかもしれない。どちらにせよ、あいつには絶対ばれる。



焦りながらそんなことを考えて走っていると・・・・・・俺は転んだ。



「ああああああっ」




.


生徒会役員全員でそろいましたー。

無理やり感が否めませんが。笑



‐coR‐

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