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幹也君の非日常  作者: すぴ
第一章
18/23

14



「はははっ!!ぶはっ!!・・・ちょ、っちょ、おも、おもしれぇ・・・!!」


「んんー?りんごちゃんはなんで笑ってるのー??」


「いやいや!!だっだって・・・うははははっ」


「だってなにー?んんー??」



俺が尋ねてもりんごちゃんは笑って答えてくれない。何がそんなに面白いんだ??



「ひーっ、ひーっ・・・ふ、ふふ・・・・はぁーっはぁーっ」


「落ち付いたー?」


「あ、ああ・・・っおち、落ち付いた・・」



・・・説得力なさすぎ。肩震えてるし。ま、別にいいけど



「んでんで、なんでそんな笑ってるのー?」


「・・・っいや、神埼のキャラが・・・っっ」


「圭斗のキャラ?」



顔真っ赤にして笑いに耐えてるのはあえて無視の方向で。



「・・・おい、もうやめといたれ。さすがに神埼がかわいそうやわ・・・」


「あ、幸介ー。普段の圭斗のキャラってどんななのー?」


「あー。神埼はあれやな。かたぶ・・・真面目、な奴や。あんま特定の友達とか居らんな。というか、基本他人とつるまん」


「ふーん??」



あれー?俺の中の圭斗はもっとフレンドリーなんだけどな??

初対面の時も笑いかけてくれたし。でも、やっぱり俺の予想は当たってたのかー。


・・・てか幸介、圭斗のこと"堅物"って言おうとしたよね絶対。スルーなんてしないよ勿論ー。



「んで?そんな一匹オオカミな圭斗が俺とつるんでたから、りんごちゃんは笑ってるのー?」


「・・・いや、それは・・・・・・まあ、そういうこっちゃ。」


「ふーん?ま、別にいっかー」



だんだんめんどくさくなって、話を終わらすためにニヘラと軽く笑った。

ら、空気が固まった・・・・・空気どころか皆が固まった。文字通り、固まった。





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