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こんにちは。‐coR‐です。
夏休みに入り、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は昼夜逆転生活を送っています。てへ。
評価、お気に入り、感想ありがとうございますm(._.)m
‐coR‐
「お前には関係ないだろ」
「まっ、別にどーでもいいけど」
「なら最初から話すな」
「へいへい。」
圭斗がなぜか厳つい顔をしながらりんごちゃんを睨む。りんごちゃんはそんな圭斗に苦笑しながら適当に返す。
圭斗、お前そんな顔してたらかっこいい顔がすごーく台無しだぞ。ほら、周りの小さい子たち怯えちゃってるじゃん。
あと、りんごちゃんももうちょっとちゃんとした返事できるでしょ。圭斗の怒りが増長してる気がするよもう。
「圭斗ー、そんな怖い顔してたらー折角のかっこいー顔も台無しだよー?」
俺はそういいながら圭斗の顔をつんつんと人差し指でつついた。
りんごちゃんに注意しようかとも思ったけど、俺もこの話し方だし、実際りんごちゃんはなにも悪いこと言ってない。そりゃ、ちょっとむかつく言い方だったのは否めないけど。
俺が注意できる立場でもないし。
圭斗の顔をつんつんとつつき続けていると圭斗の顔がだんだん赤くなっていった。
「あれー?圭斗いきなりどうしたのー?」
「・・・なんでもない。見ないでくれ・・・」
圭斗はそういいながら片腕で顔を覆った。腕の隙間からちょっと覗く顔が凄く赤い。真っ赤。
「うはー、圭斗りんごちゃんと同じ色してるー。どしたー?」
ケラケラと笑いながら圭斗の顔を覗き込もうとするけど避けられた。
むーっとうなりながらも覗きこみ続けてたら、後ろから大笑いが聞こえた。
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