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幹也君の非日常  作者: すぴ
第一章
15/23

11



授業が終わって、笑いも収まったところで改めて赤髪を見る。

うん、いい男。赤い髪がちょっと痛いけど、まあオシャレともいえるのかな。

口のピアスがやっぱり痛々しい。オシャレだけどさ。


俺が見ていることに気づいたのか、目に浮かぶ涙を拭きながら赤髪も俺を見ていた。



「・・・て、お前誰だっけ」


「俺はー、山本幹也だよー」


「へえ。お前が昨日サボったっていう転入生?」


「うー。皆サボったって言わないでよー。反省してるよー」



本当、反省しかしてないよ!本当サボらなかったらよかったわー。



「いや、別に責めてるわけじゃないけど」


「んー。ところで、赤髪君の名前はー?」


「赤髪くん?!・・・俺は二宮燐(にのみやりん)。呼び方は何でもいいけど、赤髪君はやめてくれ」


「燐?・・・ぷはっ」


「ん?なにが面白いんだ?」



だ、だ、だって・・・!!赤い髪でりんって!!そんなの、りんごじゃん!!

赤髪君のあだ名決まっちゃったー



「ふっはー・・・・。これからよろしくねーりんごちゃん!!」


「おう。・・・て、りんご・・ちゃん?」


「うん!赤いしりんだからりんごちゃんー!」


「おま・・・・・いや、なんでもない」


「そ?俺のことは幹也ってよんでねー」


「おう、幹也よろしくな」



りんごちゃんはそういってニカッと笑った。その時にピアスが光る。



「りんごちゃん、そのピアス痛くないのー?」


「ん、コレか?」


「そうそう。・・って、引っ張っちゃいやー!」



りんごちゃんは口の端についてるピアスを引っ張ってみせた。唇がベロンとめくれて、痛々しい。

やっぱ、俺は耳以外には開けれそうにもないなぁ・・・。





.


お久し振りですこんばんは。


燐の「いや、別に責めてるわけじゃないけど」という台詞の"責めてる"の部分が、"攻めてる"になっているというご指摘を頂きましたので、訂正しました。

ありがとうございましたm(._.)m


私の頭の中で、せめ=攻めという式がたってしまっているのでしょうか。笑

日本語は難しいですね!キリ


出来るだけ気をつけますが、また誤字脱字等ありましたら、知らせていただけると嬉しいです。



‐coR‐

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