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幹也君の非日常  作者: すぴ
第一章
12/23

8



俺が首を傾げてると、タイミングよく授業終了のチャイムが鳴り響いた。

先生が、それでは、終わります。って言って教室を出て行く。

そしたら、皆意識を取り戻したのか、ポツポツと教科書とかを片付けだした。



「みみみ、幹也っっ」


「ん?どうしたの幸介ー」


「幹也、英語喋れるん?!」


「え?まあ、いちおー?てかー、それがどうかしたー?」


「いや、さっき先生と話してたから・・・。びっくりして」


「あー、そっか。俺、帰国子女なんだよねー」


「はっ?!」


(そういう設定にしてるから、適当に流せ)


「あ、ああ・・そうなんか。だから英語話せるんか」


「うんー。」



小声で、俺の設定を教えるとぎこちなく幸介が頷いた。

幸介、俺が英語話せるって知らなかったっけ。まあ、今までそういう話題になんかならなかったし仕方ないけど。



あ、皆が固まってたのって、俺が英語喋ったから?

そこまでびっくりするかなぁ。皆、エーサイ教育?とかいうので英語は習わなかったんだろうか。

別に、どうでもいいけど。


俺の中で英語って、日本語と同じくらい馴染んでるから違和感とかないんだけど、やっぱり日本人だし英語は浸透してないのかな。まあ、これもどうでもいいけど。





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