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幹也君の非日常  作者: すぴ
第一章
11/23

7



俺は授業なんかそっちのけで、右隣の赤い髪をした奴のことを見続けた。


寝てるから寝息が聞こえるだけで特に面白いことなんてないけど、なんとなく。授業もつまんないし。

そんな時、強い視線を感じてその方向を見ると、先生が俺のこと見てた。



「・・山本君、ずいぶん余裕なんですね。英語は得意ですか?」


「まぁー、少しは?」


『それはよかった。ですが、授業に集中しないのはいただけませんね。そんなに彼のことが気になりますか?』



いきなり、先生が英語で話し出したから、びっくりした。

英語の先生だからか、発音もいい。アメリカでも普通に通じるとおもう。



『・・・すみません。気になるっていうかー、髪の色すごくないですかー?彼。珍しいから、ちょっと気になって。ってー、最終的に気になってるってことですねー。』


『・・・・ほう。英語、喋れるんですか』


『俺、一応帰国子女なんでー』


『そうですか。今回はいいでしょう。次からはちゃんと気をつけてくださいね。いくら話せるからといって、授業を受けなくていいというわけではないんですよ』


『はーい。』



自分でも忘れてた、帰国子女っていう設定を思い出してよかった。

授業をちゃんとうけろ、なんて初めて言われた気がする。

授業を受けるっていうのは当たり前のことなんだけど、今までそんなこと言ってくれる人居なかったし。この先生、なんかいいなー。




・・ていうか、さっきからビシバシ感じるこの視線はなんだ。

クラスメイトたちが皆俺のほうを見てくる。勿論、幸介と圭斗としーちゃんも。あ、赤髪は除いて、だけど。



「んー?皆どうしたのー?」



俺がそう声を掛けても、気づいてないのか返事の声はない。

なんだこれ。





.


さて、忘れていましたが、幹也君は帰国子女ってことになってるんですよね。

英語ペラペラの人ってなんかかっこよくないですか。私はかっこいいとおもいます。←


最初は、集中していない幹也君に先生が怒って難しい問題をだして

英語が得意な幹也君は軽々と答えるっていう王道パターンにしようとおもったんですが

どうしても先生と英語で話す幹也君が書きたくて・・・!!


だがしかし。英語の会話文を、くるくるぱーの私が書けるわけもなく。

皆さん気づいてらっしゃるでしょうが、『』←の中の言葉は英語って設定です。申し訳ないです。


評価、お気に入り有難う御座いますm(._.)m




‐coR‐


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