後ろに・・・(第5話)
恋は昨日の事を思い出し、何故か胸が苦しくなっていた。
「・・・・僕 何やってんだろ。」
独り言を呟くと、顔を机にふせた。しばらくすると 春山が来て
軽い声でたわいもない会話をした、
しばらくして授業もすべて終わり、恋は自分の家に帰ろうとしていた。
すると後ろから どうも誰かがつけて来ているらしく、
コツコツと音がした。
しばらくして近づいてくる気はない事がわかったが
ずっと、ついてくるので曲がり角で待ち伏せしていると
足音が近づいてきた・・・・・・
心臓がなっているのが自分でも分かった。
ーそして、ついに曲がってきた。
一か八かで飛びついて体当たりしてみると
「キャ!」
「オリャ!・・・え?」
そこに倒れていたのは、あのスバルだった
「え?あ、ごめん・・・僕、その 間違えて・・」
「大丈夫ですよ、恋さん。私が悪いんですから、
ストーカーしてしてすみません」ペコッと
お辞儀をするとスバルは顔を上げた。
「スバルさんはストーカーしてたって言ってるけど、僕に何か
ようがあったんじゃないの?」
するとスバルは、ななめ下に目を向け 恥ずかしそうに言った
「あの・・・勉強を教えてほしいんですけど・・・」
言い終わってからも恥ずかしそうにしているスバルに恋は
「何だ~!そんな事だったんだ、だったら僕の家にお出でよ
今から教えてあげるから」
「本当ですか?!」
顔がパァ!と明るくなり 僕を見た
「うん」
「よろしくお願いします!」
そして勉強をする事になった・・・・・
今回も ありがとうございましたm(- -)m