劇パート10(37話)
その頃、ルナは湖を1人見つめていた。
「はぁ〜、王子引いたかな…。」
私は、落ち込んだ。
「……あと、少しで約束の時間」
ティンパニーとの約束は、
あと少しとなっていた。
「…でも、…やっぱりやだよ!…
王子様との楽しい時間が…終わるなんて。」
ルナが泣いてると、王子が走ってきた
「…はぁ、やっといた!」
「…お…う…じさま」
「もう!どうして、何処かに行くんだよ!」
「えっ、だって…」
「…もう、良い。ルナに話があるんだ。」
「?」
「…君の事が好きなんだ。
君の契約の事を聞いて、最初は
驚いた…でも、君と会えなくなると
思うと、悲しいし。苦しんだ」
王子は、ルナの涙を拭った。
すると、妖精が現れた
「はぁー、もう、時間過ぎてるんだけど」
「えっ、」
「でも、もう良いよ!君達は、最初から
両思いだったしね!」
「どういう事です?」
「王子に聞きなよ!」
そう言って、ニヤニヤしながら消えて行った
残された二人は、お互いの顔を見て
「王子様どういう事ですか?」
王子は、顔を赤くした。
「…さぁな、いつか教えてやるよ」
「今が良いです!」
王子は、ルナにある事を言うのは
言いたくないと思った。
これで、劇バージョンを終わりです。
長かったデス…。m(._.)m
次回から、本編に戻ります!