劇パート1(第27話)
今回から、劇の話が中心になってきました。
どうか、お楽しみ下さい。
「むかーし、むかーし ある所にルナ・ボスコーンという
とても美しい姫がいました。
ですが、ルナは妖精に好かれ プローポーズされてしまいました
でも、ルナは丁寧にお断りしました・・・・
すると妖精は怒りに狂いルナに呪いをかけると
ルナの体は、みるみるうちに小さくなってしまいました。
そして今、ルナは運命の相手コセイド・クーカと呪いを解く方法を見つけるため
一緒に暮らしているのでした。」
(パチパチパチ)
「なぁ、ルナ!今日の気分はどうだい?」
「ええ、とっても気分は良いわ・・でも」
「でも?」
「あっ!いいえ・・何でもありませんわ」
そう言った 姫は笑顔を見せてくれた
「ルナ、それは良いが 何か困ってる事があるのなら、
僕に話してくれと言っただろ?」
「はい・・でも、この事はまだ言えませんので」
「・・・・よし!散歩でも行こうか?姫、僕のお手に・・」
「あっ、はい!お願いしますわ」
僕は姫を驚かせたく・・・・
「着くまで、目を閉じていてくれませんか?」
「えっ・・・でも」
「大丈夫。僕の事を信じて下さい」
「・・・はい」
こうして、僕と姫は目的地の所まで来た
「さぁ、ルナ目を開けて下さい。目的の場所に着きました」
「・・・ココって、私が王子に初めて出会った場所?」
「そう、初めて会った場所の花畑だよ」
「・・・でも、私。王子と出会えたのなら本来の姿で出会いたかったわ」
「でも、これも運命だと思わない?」
「運命?私と王子が・・・ですか?」
「そう!あっ、それと もう少しで戻れる方法がわかりそうなんだ」
「本当ですか!?でも・・・」
そう言った姫は何故かシュ~ンとしてしまった
「そんな悲しい顔しないで・・・元に戻ったら、もっと色んな所へ行こう!」
僕がそう言ったら、姫は幸せそうにただお花畑を見つめて頷いた。
台詞だらけでしたね。