恋の過去・・(第14話)
今回は台詞が多いです。
・・・あれは、恋が中1の時だった。
「うわ~。恋ってさ冷たくない!」
「近づかない方が良いよ!」
クラスの人達が近づかない所を、一人の男の子は違った
「・・・なぁ、お前ってさ英語解かるらしいなぁ」
「・・・・うん」
「・・・だったら、これと これとかも訳せんのか?」
「・・・僕 一応、英会話習ってたから・・」
「マジで!?すげぇな!・・・あ、俺は佐技助・・お前は?」
「・・・恋」
佐技助は意外にもガリ勉だった。
そして、いつの間にか佐技助は僕が将来の事を話せるくらいの親友になった。
・・・・でも、一つだけ どうしても合わない事があった
「だーかーら・・・お前の事を落すゲームは終わったんだよ!」
「・・・あんた、最低ね」と女の子の友達は その子を連れて行った。
「佐技助!また、女の子を泣かせたの!?」
「今回もチョー手ごたえなかった」
「佐技助・・こんなの止めなよ。一途に思ってこそ愛じゃないの?」
「はー?恋人を作った事もないヤツに言われたくねーよ」
「ふふ~ん残念でしたー・・・ついにできたんだよ!」
「・・・」
「・・・で、デートの前にその子を紹介しようと・・・あっ、こっちこっち!」
おずおずと恋の彼女の梨花が来た。
「佐技助君、はじめまして、梨花です。」
「じゃあ、行こう」と言って僕が後ろを向いたすきに
梨花が佐技助にメールアドレスを置いた事を
・・・・僕は知らなかった。