キセキ・・・(第11話)
二桁になりました。
また、吹っ飛びます。
ある病室で、1人の少年が目をあけた・・・・。
スバルと恋は慌てて、その病室に駆けつけていた。
暗い病室に{ピッピッピッピー}と音が響き
そして「スーハースーハー」と息の音がし、
かずひろは目をあけて こっちを向いていた
近くでは、かずひろの両親がもう泣き崩れていた
「かず・・ちゃ・・ん?」
「か・・かずひろ!?」
かずひろは無言で虚ろな目をこちらに向けている。
「かずひろ!!大丈夫なのか?!」
僕は少し涙目になりながら、かずひろに駆け寄った
「かずちゃん!」
スバルも駆け寄って来た・・・だが、かずひろの様子がおかしい。
友達のはずの僕達が駆け寄っても、
まるで興味がないような顔をしている・・・そして
「君達・・・誰?」
時が止まったかに思えた・・・かずひろが・・僕達のことを知らない?
「は?・・・何言ってんだよ?かずひろ?」
「・・・誰?」
「かずち・・ゃん・・」
スバルはその場に座り込んでしまった
「何で?どうして?」
医師らしき人が入ってきて、こい言った
「かずひろ君は・・・記憶喪失なんだよ・・・残念だが」
「嘘だろ・・・」
かずひろは記憶を失っていた。
今回は長いですね。