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さいふ  作者: ☆桜色☆
2/2

最終回

とある田舎に住んでいるメルシー。

一人娘が都会で高校を卒業したのでその日帰ってきた・・。

わくわくしながらメルシーは市場に買い物に出かけた。

買い物途中・・。

メルシーは前から走ってくる男の子とぶつかってしまう。

そのあと、メルシーは財布が無い事に気づいた・・。

そしてメルシーは男の子を探し回ってやっと見つけた・・。

メルシーは男の子を責めつけて・・・?


悲しみと驚きの最終回!!

最後まで読んでください。



走ってから何分かたって市場の奥まできたメルシー。


そこは見回りの警官が多い場所だった。


そこで男の子を見つけた。


男の子は店の前に立っていて少し値段を下げてほしいと店の人と話していた。


メルシーはその子だと確信した。


ボロボロの服に長いズボンの先をおって使っている。


その男の子はまだ20ペソの小さな魚を持っていた。


そしてメルシーはその男の子の首をもって言った。


「やっと見つけた!」


息詰まりながらメルシーは言った。


「君が私の財布を取ったんでしょ!言い訳なんて許さないよ!」


そう大きな声でメルシーは言った。


男の子は混乱しながら小さく言った。


「財布?おばさんから財布なんて取っていませんよ。」


「何がない!」


そうメルシーはまた怒鳴った。


「私の財布を取ったのは君だけなんだよ。私は君としかぶつかっていないからね。」


二人の周りにはたくさんの人が見ていた。


商売している子供達。


買い物をしている男の人や女の人が見ていた。


メルシーは男の子の首を少し絞めて無理やり見ている人のほうへ向けた。


「さっき市場に入ったときこの子にぶつかったんですよ。」


そうメルシーは言った。


「それで会計をしようとして財布を探したらないんですよ!なので誰か警察を呼んでくれますか。」


その話を聞いていた女の人が言った。


「市場では本当に盗みをする子供達は多いんですよ。その子みたいに。」


「ちょっと待て。」


メルシーがそう男の子に言った。


「一緒に来るのよ。」


「どうしてですか?どこに連れて行くんですか?」


「どこだと思う?」


そうメルシーは言った。


メルシーは男の子の首を引っ張った。


男の子は持っていた小さな魚をあとちょっとで放しそうになった。


「警察に行くのよ。君がとった私の財布返してくれないと困るのよ!」


男の子は叫んでいた。


そんな出来事を見ていた人の横から警官が出てきた。


メルシーはすぐに警官に訳を話した。


「私は確信しています。このことぶつかったときこの子が私のポケットに手を入れたことを。」


そうメルシーは言った。


「そのときは急いでいてそんなすぐに気づかなかったのです。」


警官はずっと男の子を見ていた。


汚い服それと汚い体。


警官が近づいてくると一緒に男の子は泣き始めた。


警官は男の子のポケットを調べ始めた。


そこから出てきたのは汚いハンカチと市場で買った20ペソの小さな魚だった。


「本当にこの子があなたの財布をとったんですか?」


そう警官はメルシーに聞いた。


「この子です。ほかにはいません。」


そうメルシーは言った。


「この人から盗んだ財布どこに隠した。」


そう警官は男の子に聞いた。


「本当のことを言え。じゃないと警察署に連れて行くぞ。」


「僕は何も盗っていません。」


男の子は泣きながらそう言った。


「何度も僕を探ったって何も見つけられませんよ。僕は泥棒じゃないです!」


メルシーは言った。


「君を探っても出てこないって事は君の仲間に渡したんでしょ!泥棒はみんなそうだからね!違うかい!一人目は二人目に二人目は三人目にって回してるんだろ!

警察署に行ったほうがいいみたいですね。怖がるのを覚えて本当のことを言うかもしれない。」


警官は考えながら言った。


「そんなにすぐに署には連れて行けないですね。この子が盗ったっていう証拠がないかぎり・・。この子は本当は盗っていないんじゃないんですか?」


「まだなんの証拠が必要なの!?」


そうメルシーは敬語を使うのを忘れて言った。


「この子は私にわざとぶつかったんですよ。私の財布を盗るために。それとこの子が私のポケットに手を入れたんですよ。そのほかに何の証拠がひつようですか?!」


警官は男の子の方を見て何が正しいのか考えていた。


何分か、たって警官はポケットから鉛筆と紙を出した。


「名前はなんていうの?」


そう警官は男の子に質問した。


「アンドゥレス レイエス(andres reyes)です。」


「どこに住んでいるの?」


もう一度警官は質問した。


男の子は一度周りを見てから答えた。


「家なんてないです。」


そう男の子は答えた。


「僕のお父さんは病気でたまあに親戚の家にいたり、都会に住んでいるおばあちゃんの家にいたり、市場ここに近いおばの家にいたりしているんです。今日はおつかいに頼まれて。お昼ごはんのためのおかずを買いにきただけなんです。」


「と言うことはトンド街にに住んでいるってことか。」


警官は聞いた。


「はい。」


男の子は言った。


「でも住所とかは解らないです。二日前に来たばかりでそれと文字読めないんです・・・。」


メルシーは男の子のことを可哀想とも思わなかった。


その前にメルシーはムカついていた。


「もうこの子連れて行ってください。」


そうメルシーは言った。


「そんな話をしても意味ないと思います。でも連れて行かないのなら別にいいです。ほかの警官を呼びますので!」


「疑いすぎはよくないと思います。」


そう警官は言った。


「そんなにこの子を署に連れて行きたいのならおくさんも来てください。向こうで言いたいことを言って向こうでやりたい事をやって下さい。」


警官は男の子をつかみ歩き始めた。


その後にメルシーもついて行った。


署の前で警官は止まり言った。


「ここでちょっと待ってください。署にいる仲間を呼んできます。」


そう警官は言って署の中に入っていった。


メルシーは男の子と外に残った。


男の子は細い手で自分の買った小さな魚を使って遊んでいた。


メルシーは周りを見た。


もうお昼だ。


もう市場に入ってくる人は少ない。


メルシーは考えた。


家に帰る前に何時間待てばいいのか。


2時間?それとも3時間?


メルシーは家に帰って来たばかりの娘のことと、お腹を空かせて待っている夫のことを考えた。


だが、お金も無く何も買っていないまま家に帰っても意味が無いとメルシーは思った。


メルシーは男の子の前を向いた。


メルシーは男の子の腕をつかんだ。


「誰も明かさないなら私が明かしてやる。君がとった私の財布どこに隠した!」


メルシーは怒鳴った。


メルシーは男の子の腕を握ったままだった。


メルシーの手が男の子の顔の前に来た。


次の瞬間。


男の子はメルシーの手を噛んだ。


「痛い~。」


メルシーは叫んだ。


その間男の子は逃げていた。


男の子は前だけを見ていた。


メルシーは叫んで警官と何人か見ていた人を呼んで男の子を追いかけていった。


走りながら横断歩道を通ろうとしていた男の子は横から来るトラックに気づかなかった。


そこにメルシー達が来たときにはもうそこはたくさんの人と警官がいた。


メルシーは人ごみの中へ入っていくとそこにはさっき逃げって行った男の子ガ血まみれになって倒れていた。


それを見るとメルシーはなぜかそのとき力をなくしてしまっていた。


メルシーの顔からはたくさんの冷や汗が出ていた。


ひざも震えていた。


そのとき男の子の周りにいた人たちはメルシーを見てメルシーを責めていた。


メルシーは思った。


どうして私が責められないといけないの。


そうメルシーは自分に話しかけていた。


私は悪くないこれはこの男の子が私にした罰だ。


警官は救急車を呼んだ。


救急車の中に運んだときはまだ少し意識があった。だが、病院までにはもつかどうか分からなかった。


体の半分は新聞紙で隠されていた。


男の子のボロボロの服はもっとボロボロなっていた。


メルシーは男の子と目があった。


その目はなんだか訴えている目だった。


「僕を探ったって何も見つけられませんよ。」


男の子は鼻から血を出しながらそう言った。


「僕はおばさんから何もとっていません。」


男の子がそう言いメルシーをつかんだ。


男の子はまだ自分が無実だと訴えていた。


何分かたって男の子は息を引き取った。


「財布を盗った子は死にました。」


メルシーの隣にいる太った警官がそう言った。


「これでもう満足でしましたか。」


「この出来事でなんかわたしすることあるんですか?」


そうメルシーは聞いた。


「別に無いと思います。」


警官は答えた。


「もう帰ってもいいですか?」


メルシーはまた聞いた。


「はい。もう大丈夫です。」


警官はそう言った。


「その前にあなたの名前と住所を教えてください。なにか必要な事があったら連絡します。」


メルシーは自分の名前と住所を教えた。


メルシーはなんだか混乱していた。


一人娘にしようとした料理もできなくなり。


夫にお金をなくしたなんて言ったらどんな顔をするんだろうと考えながらメルシーは歩いていた。


メルシーは思った。


この子に出会わなければこんな事は起きなかったんだ。今日起きた事はこの子への罰だ。


どうにかしておかずを買わなければすぐに疑われる。


お金を無くしたなんて言ったら絶対夫は怒るとメルシーは確信したからだ。


なのでメルシーは市場に近いおばの家に行く事にした。


メルシーは事情を話しなんとかお金を借りられた。


急いで市場に行きおかずを買った。


家に帰ってきたとき一人娘のクリステルに迎えられた。


メルシーは笑顔になった。


だが、メルシーが持っている買い物袋をクリステルが見つけると。


「お母さん。その買い物代どこで見つけたの?」


クリステルは聞いた。


「えっ。どこってそりゃ財布に入ってたお金でしょう。」


そう言うとクリステルはびっくりした顔になった。


とそこにメルシーの夫が近づいてきた。


夫はクリステルと同じことを聞いた。


「だから、財布から・・・。」


そう言うと夫はびっくりして言った。


「えっ。だってお前家に財布あるぞ。俺、タバコ買いに行ってお前に財布渡すの忘れちゃったんだ。」


それを聞いてメルシーはびっくりした。


その事を聞いてさっきの出来事が浮かんだ。


血まみれの男の子・・・。




「だから、僕は何もしてないって言ったでしょ・・・。」



メルシーはそんな男の子の声が聞こえた気がした・・・・。







*****the end*****

最後まで読んでくれてありがとうございます。







*感想・アドバイスなどをよろしくお願いします。

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