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「花! 呪文を唱えるポポ!」

「わかった」

 花は喉に手をやる。いつのまにか声がでるようになっていた。

「レイシガルドル」


 ピンク色のゼリーの塊から虹の光が放出される。

 ポポンも七色の光を発した。

巨大ポポンは次々と分裂して、それはポポンと融合していた精霊たちで、元いた場所へ帰って行こうとしている。精霊たちも光り輝いていた。

光の帯が満ちあふれた。

 寂しい風景だったこの空間の渇いた大地に緑の草が生え、木々は葉を茂らせ、よどんだ雲は吹き飛び、青い空を見せて、泥の海は澄んだ水になっていた。

色々な動物を継ぎ接ぎした怪物たちも元の自然な姿に戻っていた。

 空には虹が架かっている。

小さなポポンがそこにいた。

「ポポン!」

「花!」

 小さな精霊と少女は抱きしめ合った。


 光に包まれてポポンから放出された男の見た目は人間の姿に戻り、腕につけた腕輪を右手で握りかき抱くようにして目に涙を溢れさせていた。


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