表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/43

16

 かずさは十年近く前から信也と知り合いで、あることがきっかけで知り合った。二つ上の姉がいたが去年、亡くなったようだ。

 信也が水晶をどうするつもりだったのか聞くと、なんと信也に渡すつもりだったらしい。かずさ自身ではどうにもできそうにないので、頼れそうな信也にどうにかしてもらうつもりだったようだ。

 かずさの姉は結婚して旦那がいた。旦那は穏やかで心優しい人だったが、かずさの姉が亡くなってから様子がおかしくなっていた。頭痛がすると言って、その頃から薬をよく飲むようになった。情緒が不安定で言動が前と全く違うものになって、よく出かけるようになった。いぶかしく思ったかずさは普段なにをしているのか、調査をしてみると、旦那は精霊を大量に捕まえていた。捕まえてどうする氣なのかを問いただすと、ほとんどは何を言っているのか意味不明だったが、大きな力を手にしようとしていることはわかった。ただでさえ強力な精霊の力を大量に集めたらどうなるのか恐ろしくなったかずさは、旦那が大切そうにしていた特に強力な精霊が封印されている水晶をこっそりと盗んで信也に渡すつもりだったようだ。

信也は腕を組んでいた。

(いや、そんなの渡されても困るんだけど……)

 舞がかずさの目の前に珈琲のおかわりを置く。

舞「ちょっと久しぶりじゃん」

 何回も肩を叩く。

かずさ「ちょっと!叩きすぎだから!」

 舞は楽しそうに笑っていた。

「ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ」

ポポンは店の中を走り回っている。

 花と萌はココアを飲む。

「花ちゃんはポポンと離れたくないよね」

「うん」

「だってよおじさん」

「うーん」

 信也は腕組みをしながら上を向いている。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ