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カランカラン。

「友達連れてきたよー」

「いらっしゃい」

 喫茶店の中に入ると天然パーマなのかモジャモジャ頭のおじさんが声をかけてきた。

「萌が友達連れてくるなんて初めてだな」

「友達、花ちゃんっていうんだけど、花ちゃんが魔法少女になったんだって」

「なんですとおおおお」




 わたしの手をおじさんが触れている。ポワリと青白い光を発していた。

「んー、調べた感じだと魔力の素養はないようだから、魔法の力を誰かから継承したってことはなさそうだな、普通の人が精霊から力を貸してもらうなんて凄く珍しいことだよ、君は選ばれたんだ」

「ポポンに選ばれた……」

花は水晶を握った。

「継承なんてできるの?」

横から萌が信也に話しかける。

「まあ、素養がある人間にだけだけど」

「おじさんの魔法継承したら、あたし最強になっちゃうね」

 信也は吹き出した。

「いやあ、たぶんそんなことしたら萌しんじゃうよ」

「えええ、なんで」

「それぞれ、許容できる魔法が違うからね、萌は俺の魔法に耐えられないよ」

「ふーん、それより花ちゃんだよ」

「そうだね、その力をくれた精霊はだせる?」

 花はうんと言って、水晶に話しかけた。

 ギュウウウウウン。

 小さな精霊が現れた。

「こんにちは」

「こんにちはポポ」

「君はいったい何者なんだい?」

「知らないポポ」

「え」

「わからないポポ」

 信也は何秒か固まって考える。

「とりあえず、むやみやたらに魔法を人前で使わないこと、いいかい?」

「はい」

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