第5話『この2人って前座ですか?』の巻
一度は完結した筈の、この内容!何回読んでも中身が無いよう…?いや失礼!何かよう知らんけど、また例のお騒がせ2人が物申す的暇を持て余して❝お茶の間で夫婦漫才でも披露すんのかい?❞ってな具合で帰って来たみたいなんで、ちょっとだけお付き合いして頂けませんか?「え!その2人って一体誰…ですか?」って…?私もよく知らないと言うか、余り関わりたくないので…!❝ブルン、ブルン、ブルン!ガツ~ン!❞きゃ~!何かヤバいもん振り回して…しかも1名ほどケガ人が出た模様です!また何か新しい情報が入り次第、ご報告致しますんで…チャンネルはそのまま!一旦中継を切ります!スタジオさん、どーぞ!
「オイ、ヌウマ!ヌウマって!いつまで寝てんの?もうすっかり物語が始まってるよ!」
「ん…?あれ?Pィーちゃん?ここはどこ?」
「どこって前回の続きからしたら当然陸上でしょ!人間界で言う所の『手賀沼第五小学校』の受付がある、玄関口辺りじゃない?」
「え?何でそんなとこに居るワケ?魚人族のオイラが人間界へ乗り込むって…どゆこと?それよりさ、Pィ-ちゃん、今何時?イヤイヤ時間のことじゃなくて西暦って言うのかな?まだ2021年だよね、確か?しかもまだ10月でしょ?コロナ予防のマスクしてないの?」
「ヌウマ!何寝ぼけてんの?一体いつのこと、言ってるワケ?時代はとっくに2024年だよ!それに今日は4月4日だし…!魚人版カレンダーの“新年度版”持ってないの?無いんだったらさ、これあげるから!魚人族会館にまだ、たくさん有るからね!業者さんって言うのかな、『地震ナマズ協会』から『ブラックバス協同組合』まで選り取り見取り、何でもござれ!なんだから!因みにね、魚人族なら誰でも無料で勝手に持ち帰って良いんだよ!」
「ふ~ん!そっか!暫く手賀沼に帰って無かったからすっかり忘れちゃってさ!でもあれだね、2年近くも時が経ってたなんて有りえ~る?○&Gの洗剤名じゃないけどさ!」
「有り得るも何も現実をしっかり見なきゃダメだよ、ヌウマ!2年近くも一体どこで何してたのさ、○カジマ?」
「その前に○&Gについても反応してよ、Pィ-ちゃん!○リエールかい、ホント?」
「○ザエさんの○ツオ君的セリフ回しも面白いでしょ?」
「どうもイマイチ話が嚙み合わないなぁ!ホント、君ってPィ-ちゃんなの?」
「Pィーちゃんじゃなかったら誰って言いたいの、テガッチさんよぉ!」
シュルシュルシュルシュルシュル…!突然、何かをグルグル回す奇怪な音が…?」
「ハ?ち、違う!絶対Pィ-ちゃんじゃないぞ!その鉄アレイ入りのポシェット振り回す超危険人物と言ったら…?絶対」
「超危険人物と言ったら一体誰よ?当ててご覧なさいったら!」
「あの~ちょっとイイっすかね、お二人さん!あ、私?ナレーターのタガメウシって言います、ハイ!初めまして、ドーモ!一応『湖血』専属って言うんスかね?え?知りません?二人とも?あちゃ~!こりゃダメだ!…ったく何やってるんスか?2年間も番組放ったらかして…ヌウマさんもナマズの被り物被ったADさんも?」
「AD?ちょっと?アンタ、失礼ね!最近入った新人でしょ?何?ウシタガメ?ウミウシだったら場所間違えてない?ここは海じゃなくってよ!淡水生物だけが棲める手賀沼なんだから!お門違いも甚だしいんじゃない、タコ酢飯さん?」
「タガメウシですって!これでも立派な淡水生物なんスからね!揶揄わないで下さい!ナマズモドキの変なADさん!」
「変な“アイドル崩れ、コノヤロウ!”ですって?(←「言ってない、言ってないって!」)もう頭に来たわ!目から鼻血が出てもワタシ、知らないからね!ブルン、ブルン!」
「止めなってアヤメ!イヤ今のは洒落じゃなくって…もうバレバレなんだって!この世界で重い鉛や重金属をポシェット入れてふり回す超危険人物と言ったら、『鯉アヤメ』以外誰が居るって言うんだい?しかもご丁寧に自分の口からブルン、ブルンって効果音まで出してさ?多分今頃読者さん達、このページSKIPしてネットサーフィンしてるって!絶対!」
「ど、どうして分かったの、テガッチ!どの辺から気付いてた?ね、どの辺りのセリフから?ヤダァ、もう気になってしまうじゃない!正直に言って!時と場合に因ってはポシェット使わざるを得ないから…!覚悟してね!」
「1行目からだよ!セリフ言う前にさ、1回ポシェット振り回しだだろ?『ガツ~ン!』ってニブイ音したの、あれ俺の頭に当った音なんだって!痛くて涙出そうだったの、やっと我慢したんだから…コノヤロウ!」
「え?そんなことって○りえ~る?どう、テガッチ!ウケた?このネタ案外好きかも!」
「好きにならんでもええわい!今頃反応しやがって…!つまんねえから○ザエさんでも観ようかな、久しぶり?」
「今日は、まだ土曜日よ!明日の夕方6時半からじゃないと観れないんじゃない?そんなことよりさ、生意気な新人ナレーターの為五郎さん(?)どこ行っちゃったの?」
「タガメウシだろ?ホントお前さぁ、物覚えが悪すぎね?どんどん名前が変わってんじゃん!」
「いいの、テガッチはそんなこと一々心配しなくても!どこ行っちゃったのかしらね、本当?」
「どこ行くも何も『鯉アヤメ』って名前出した途端、アイツ血相変えて逃げって行ったぜ!お前の評判も中々相当なものだなぁ!」
「それって褒め言葉として有難く頂戴していいのよね!やっぱ、うちの芸能事務所って小っちゃいけど有名タレント(?)の宣伝たるや、手抜かり無いから!ホント頭上がっちゃう!移籍して良かったわ!」
「○カ!それを言うなら、頭が下がるって言うの!頭上げてどうすんだい?ってか、大手プロダクション、クビになったの、もしかして…?」
「どっちでも良いじゃないの!上げようが、下げようが!失礼ね!❞独立❞って言ってほしいわ!アンタって全然変わってないのね、相変わらず!2年前から理屈っぽくて成長してないって言うか、為牛五郎さんじゃないけど、2年間番組放ったらかして一体何してたのよ?サボリーマン、テガッチ?仮にもアンタ、主役でしょ?一応(?)主人公なんだからさ!物語飛び出してどこで油売ってたの?準主役の美小少女だって道の駅『沼南』で試食サービスのアルバイトしてたって言うのに…全く!」
「だ、だから人間界の世界で言う、柏県立『手賀沼第5小学校』じゃないか!お前だってそう教えてくれただろう!ちょうど2~3行目辺りでさ!俺その時頭にコブが出来て死にかけてたけど…!」
「過ぎたことはもうイイの!お願いだから今すぐ忘れて!額半分充血してるけどさ!そんなことより柏県立なんて言ったら千葉県の皆様から猛抗議、そうクレーム来るわよ?クリームじゃないって…全然面白くない!47都道府県に柏が有って堪るもんですか!千葉県柏市立『手賀沼第五小学校』でしょ?水中水産高校でもきっと習ってる筈だと思うんだけど…社会嫌いだったの?魚人族主催の『柏検定in手賀沼』でも受けてみたら?」
「余計なお世話!この俺がどこで何しようとお前の知ったことじゃないって!ま、でもいつもこの物語を読んで下さってる読者さん達だけには教えますね!実は私ども魚人族一同はですね、この2年間人間様とは違って水中、そう!手賀沼かな?そこで冬眠していたんですわ!ワッハッハッハッハ!ここがやっぱり魚人と人参(?)イヤイヤ人間との違いってことで納得頂けましたでしょうか?ハイ、こんな感じの説明で良ろしいでっしゃろか?」
「ふ~ん!2年間もの間ね!へぇ~同じ魚人族の私でさえ、今初めて聞いたわ!確かに私も水中で眠ってたけど、テガッチさ?あれって賞味3ヶ月じゃなかった?毎年1~3月までの寒い時期で冬眠じゃなくて春眠だと思うのね!何か辻褄が合わない政治家さんの苦しい国会答弁みたい!そう言えばアンタって確か魚人族議員会館の事務職員モドキだったんじゃない?そこでの仕事はどうしてたの、皆様方に納得のいく様説明責任を果たして貰いたいもんだわ、テガッチ!」
「あの…その…その点につきましては事務方とよ~く相談した上で然る処置をば、ご検討させて頂くと申しましょうか?え~と…?」
「何その歯切れの悪さ!それじゃいつまで経っても魚人族有権者は誰もアンタなんかに投票しないわよ、はっきり言うけど?どうせホントのところは、原作者の入れ知恵か安請け合いで『頼む!そういう風に何とかその場を凌いでほしい!』とか『上手く誤魔化して…イヤイヤ上手に取り繕ってくれ!』って話が来てたんじゃないの?本音としてはさ!案外図星だったりして!そうでしょ、テガッチ!」
「後でさ、カッパチップス奢るから何分その点について、ここだけの話ってことでくれぐれも読者さん達には内密にお願いしますよ、姐さん!」
「ハ?たった1袋で『黙っててくれ!』だなんて…この私も随分見くびられたものね!せめて『1年間分差し上げます!』なら未だしも…ま、仕方ないっか?大人の事情ってことでテガッチと原作者との忖度?蜜月?談合関係のこと、黙っててあげても良いけど…それともこの私、そう『鯉アヤメ』様を主役に『湖沼血風録外伝~場外乱闘編 シーズン2』連載開始を原作者に掛け合ってくれるんだったら、即OKよ!さあ、どうするの?二者択一よ!どっちか決めて、そう、今すぐ!」
「…といきなり言われましても当方しては何分性急に事態が打開できるよう切磋琢磨して…!」
「もうイイ、もうイイわ!これだからアンタは、優柔不断って言われるのよ!イザっていう時に何お役所言葉になってのよ?私だっていろんな仕事の合間を縫ってここに来てるんだからね!正直、時間が無いのよ!早くして!じゃないと次のスケジュールが詰まっちゃじゃない?ちょっと、マネージャー!この後の予定は?ドラマの撮影?グラビアアイドルの写真集発売&握手サイン会はどうなってんの?え?何も入って無いって?柏市旭通りでのティッシュ配りのバイトなら何とかって?嫌よ、私、無視されるとポシェット攻撃に走っちゃうから…?アンタ、笑ってないでさ、何か一言でも言ったら?字数も無いのよ、もう」
「じゃあ、お言葉に甘えまして『湖沼血風録』シーズン3まもなく再開予定で~す!」
「まもなく…じゃあ曖昧過ぎて分かんないでしょう?具体的にいつからなの?そこ、はっきりして!」
「ハイ、了解です!2024/04/13辺りからぼちぼちと…!って、のがみさんが言ってましたぜ!」
「私も『準主役としての役どころをしっかり描いてね!』って言っといて!海辺美波ちゃんや今田美梅ちゃん達に負けないくらい上手な演技するから!イイ?分かった、テガッチ?」
「ハイ,ハイ!」
「ハイは1回で良い!」
「ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!」
「ヨシ!じゃあ帰るわよ、マネージャー!タクシー呼んで!下手賀沼まで帰るから…!え?今どれも捕まらないの?ストライキ中なの?え?2024年問題ですって?何それ?コンピュータの誤作動なんちゃらってヤツ?それ2000年頃の話?知らないわよ!まだ生まれてなかったから?それじゃあ、私、電動キックボードで帰るから!早く用意して!え?免許が要るの?ウソ?公道走る時は…?って!チョー面倒くさ~い!しかも持ってないわよ、免許なんて…!もういイイわ!手賀沼から泳いで帰るから…後で荷物とか衣装とかも持って帰って来てね!分かった?ちょっと、マネージャー?マネージャーったら聞いてるの?」
「さっきからマネージャー、マネージャー!って一体誰呼んでるのさ、姉さん?」By ○ツオ!
「誰も何もアンタでしょうが、テガッチ!ここ、2人しか居ないんだから…」
「へ?俺?いや、これでも一応主役なんで…この後もいろいろとスケジュールが…?そうですよね、マネージャー?」「そう、そう!忙しいんですよ、姐さん!」
「オイッ!つまんない一人二役するんじゃないの?わざとらしい!ほら見なさいよ!字数もかなりオーバーしてるじゃない!てか、アンタ確か『湖沼血風録外伝~場外乱闘編』でもナレーターしてなかった?」
「ハテ?記憶に無いような…有ったような?一人二役してましたっけ?」
「居た、居た!確かに『タガメウシ』って変な名前で被り物までして…さっきの嫌味なナレーターってやっぱりアンタだったのね!通りでイチイチ癇に障ることばっかり言ってたわけね!酷い主役!次話投稿から脇役に徹しなさい!アヤメ姫のイチ子分として…カバン持ちでもいいわ!ヨロシク!」
「あの…お二人さん、盛り上げっている所、水を差すようで申し訳ないんだけど…!」
「だ、だからさ、テガッチ!もういい加減にし…?ヤダ!下向いて凹んでるってことは、今のセリフって、もしかして…?」
「もしかしなくても、そうです!わたしですよ、鯉アヤメさん!いい加減お暇して頂かないと…長居は無用!さっさと立ち去れぇ~悪霊ども!」
「悪霊???…って、ちょっとテガッチ!聞いた?今のセリフ!自分で作った名物キャラ捕まえて
❝悪霊❞呼ばわりするなんて…BPO放送倫理審査会に提訴して医者料払って貰うから!いいこと?」
「慰謝は、いしゃでもそっちじゃないですよ!じゃあ次回作では❝準主役降板!❞ってことでOK?『なんちゃら外伝シーズン2』?…っていうのもお蔵入りなるけど…我慢してね!自業自得って事で…!(笑)」
「ごめん遊ばせ―!さぁテガッチ、帰るわよ!もぉ~いつまでカッパチップス食べてんのよ!しかもそれって私にくれる分じゃ…?しょうがないわね、ちょっとだけ眠っててくれる?」「ハ?」By ヌウマ
ブルン、ブルン、ブルン!シュルシュルシュルシュル!ガツン!
「イ、痛ぇ―――――――――――――――――――ッ!」 (つづく)
一応これで正真正銘『完結』致します!続きは、不定期と申しましょうか?あの2人?…ですかね?また何か私のがみに❝ケチつけたい!❞とか❝調子こいてんじゃねーよ!❞的不満、苦情、リコール運動等ありましたら再開するかもしれませんが、そうはイカの塩辛トンボってことで、放っておきたいと思います!ま、無いかな!当分続きは…?それよりも『湖沼血風録 第3章(シーズン3』の方、また拙い文章ではございますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます!主人公テガヌウマ、その他脇役さん多数出演予定!…で今回準主役の出番は、余り無…?❞ブルン、ブルン、ブルン…?❞いえ、いえ!そりゃもう、きっと大活躍されると思いますので、どうかそちらも、ぜひ温かい目で見守って頂けると幸いに存じます!「こ、これで良いんでしょう、ア、アヤメさん!ご満足できましたか?」❞ブルン!❞ フ―ッ良かった!