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Moon-Drop  作者: 水瀬雫
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プロローグ ハジマリ

もしかしたらR12ぐらいになるかもです。

怖いのがダメな方、グロいのがダメな方はご遠慮ください。

もう……会えないのかな……

ずっとずっとそばにいたのに

もう私は……

私は笑えない

あなたがいない世界なんて

あの時と同じだ……


あのモノクロの世界

色褪せた夢の世界


もうあんな思いは二度としたくない

だってあんなの

私には耐えられないよ……


笑えない

喜べない

泣くことすらできなくなる


声が出ない

記憶が消えてゆく

もう……

思い出したくない


あれはあなたじゃない

あの人を返して……

彼を返して……


私はまた笑いたい

あなたと一緒に笑いたい


どうしたらあなたは戻ってくるの?

幾千もの時を超えて

幾千の夢を見た


あなたがみえなくなる

わからなくなる……


私はこれからどうやって生きてゆけばいい?

私も連れて行って……

あなたのそばにいたい

あなたと共にいられるのなら

地獄の果てまでも……


気づけばいつも私のそばに

あなたはいてくれていたんだね

私は馬鹿だから

ほんの小さな幸せにも

気づくことができなかった


「永遠の時に幸せはない。幸せは刹那のなかにある

それゆえ幸せを共有するものの永遠を人は欲しがる」と


私には意味がわからなかった

でも今ならわかる気がするよ

今あなたがもう一度言ってくれたなら……


私はあなたに求めすぎた

あなたがなんでもしてくれるから

私は甘えてた


もうあなたは助けてくれないのでしょう?

私の無茶を止めてはくれないのでしょう?


あなたは私のそばでいつも笑っていて

あなたの笑顔に幾度となく助けられた


なのに私は……

あなたを傷つけることしかできなくて……

きっとあなたは許してくれるでしょう

いつもみたいにわらって


「俺は大丈夫だよ。きみが笑っていてくれればいい」


そういうのでしょう?

地獄が戻ってくる……

学校なんてキライ……


キライ……キライ……キライ……キライ……キライ……

キライ……キライ……キライ……キライ……キライ……


地獄だ……

あなたを

私の楽園を

返してよ……


ずっとずっと望んでいたの

生まれたときから親の愛なんてなかった

幼稚園でも小学校でも中学校でも……

私の居場所はなかった

唯一つの私の居場所を取り上げないで……


神様が本当にいたのなら

それはとても不公平だ

人間を生み出しておいて

人間をえり好みする


私はなにかいけないことをしたの?

生まれてきたことが罪だと

そう言われ続けた

私の支えはあなただけなの

彼を返して……


私を夢の世界へ連れて逝って

私を躯の中においていかないで


ここから助け出して?

こんな小説を読んでいただいてありがとうございます。

いかがだったでしょうか。

誤字脱字などがあれば遠慮なくお知らせください。

できるだけ早く直します。


これからもよろしくお願いいたします。

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