冒険が始まった?
「こ、これからどうするか? と、とゆうか冗談だったの?!」
「はい。 かわいいですね、動揺の仕方がニコニコ」
くそう 完全に遊ばれている
「そ、それよりも!、あんた、誰ですか?」
「私?、私って誰なんだろうね?w」
は?
「何?、あんた自分のことも……」
言おうとしていたが、さえぎられてしまった
「そんなのどうでもいいじゃない。まぁそれであなたがこれからどうするかって話ね」
どうでもいいわけないが、話が進まなそうだったから置いておくことにした。
「この世界は、5年前くらいに突然現れたわ。そしてそれと同時に2つの生命が誕生した。名前はわかんないんだけどね。まぁそいつらは意味わかんない言語を話し、ちょっとイタイ子だと思ったんで無視していたの。そしたら2年たってこの世界を見たらすごいひことがおきてたの。!」
「すごいことって?」
俺もいつの間にか真剣になって聞いていた。
「なんと人であふれかえってたの。なんかモンスターなんかもいてびっくりしたわ。! そしてね3年たってもっと面白いことになると思ったんだけどね。」
「うんうん」
意外と面白い話に集中して最後まで聞きたかったが、そんな都合のいいことあるわけない。
「なんと、魔王だとかとかゆう自称魔王のイタイ子がいたのよ。! そして目の前で大声で笑ってやったら赤面になりながら恥ずかしそうにしてたわ。そしたらなんか攻撃してきたから軽くひねりつぶそうとしたらね、自称魔王さんがものすごく強かったのよ。しかもそいつがものすごい短気で、『今すぐにで
もこの世界滅ぼします。』とか言ってきたのよ。」
「………………今なんと?」
「だから、『今すぐにでもこの世界滅ぼします。』とか……」
言ってることが欠陥だらけの話に、ツッコミどころなんていっぱいあるが、軍をぬいてツッコミたいことを俺は言った
「お、お、お前なにしてんだぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー」
俺はそいつにつかまりかかった。
「な、な、なにすんのよ。!」
「『なにすんのよ』じゃねーよ。お、お前、俺はこの世界がなくなったら生きていくところが、ないんだけど。!!」
「だ、だから、それをどうするか聞きに、お、おいやめんか、い、イタイイタイ ごめんなさーーい!」
どうするかがとかゆう話が俺の耳に入った。
「どうゆうことだ?」
「だから、これからどうするかあなたに、聞きに来たのよ。」
「そ、そうなのか。…… わ、悪い」
いつの間にかつかんでいたてをはなした。
「で、あなたの選択肢は、2つにかぎられてきます。」
ゴクリ、と、のどをならす。
「1つは、あなたがもといた国に生まれなおすか、2つめは、天国か地獄に行って人生を送るか。」
「1つ聞いていいか。?」
「いいえ。ダメ……」
答えを聞かずに俺は言った。
「この世界に残る方法は?」
「あなた、人の話を聞くって言葉を知ってるかしら? まあいいわ。」
あ、聞いてくれるんだ。
「あのイタイ魔王を、たおすしかないわ。 まぁ私ですら勝てない相手に挑むなんてばからしいことこの上ないことなんて考えないことね。」
あまりにも語彙力がなさすぎることに驚愕をおぼえた。
「じゃあ俺は、この世界にいる仲間も助けることができないのか。?」
「まぁ そうゆうことね。だからはやくきめてちょうだい。私にも仕事が残ってるんだから。!」
この言葉に俺は、怒りを覚えた。ので、つかみかかって怒った。
「これはお前の責任でもあるんだからこの世界を守る手段を考えろ。!」
「い、イタイイタイ、わかったから、わかったからつかむのやめて。!」
泣くとうるさいので離した。
「じゃあこの世界を守る手段を、教えろ。!」
「わかったわよ。ほんとは嫌だけど、私とあんたであの魔王を倒すしかないわね。」
「魔王そんなの俺が倒す。」
「………ふっ」
鼻で笑われた。
何だろうすごく殴りたい しかも、ものすごくベタな展開。 だが、
「わかったやってやる。お前と俺でイタイ魔王を倒すぞ。!!」
「おぉーー」
ものすごいテンションの低い声がうしろから聞こえてきたのは気のせいだと思いたい。