プロローグ
・・・何もない空間・・・
感覚も、視覚も、聴覚も何もかんじない。
・怖い・恐ろしい・どこだ?
「おい、だ、誰かいないのか?」
俺は何もない空間を走った、ただひたすらに………
俺の名前は(田中昂輝)3年前からこの日本とは違う世界で、冒険者をやっている。
俺は3年前の記憶はない。だが、日本から来たことはおぼえてるし、日本にいたころの記憶もまだ残っている。 なんでだろうね。
俺は、日本にいたころは、引きこもりのニート。
いわば ヒキニート をやっていた。
高校まではがんばったものの、
受験に落ち私立に行き、一か月でやめた。
そのあとは、世間一般でゆうところの
『ゲーム廃人』になっていた
俺はそのあと親にすがり、だだをこねつずけ、近所のあいだで鼻で笑われながら言われたあだ名が
『親泣かせの昂輝さん』
「わぁぁぁぁぁーーーーー」
悪夢を見た気がする
「あんなことは忘れて二度寝だな」
俺はこの世界に来てからは、まじめに生きてきたつもりだ。
「あれ?俺、なんで裸?」
俺は3年間まじめに省エネ生活を送ってきた。 はずだった。
おれがおそるおそる首を動かすと見たこともなく、見たくもなかった光景が浮かんでいた
「は、は、裸の女の子?!」
俺は、いかにも童貞っぽいセリフをいい、顔を赤面にし、頭をフル回転させ、ショートした。
『お兄ちゃん、お兄ちゃん、まって、お兄ちゃん!』
ん?誰かに呼ばれてる?
『・・けて… 助けて… お兄ちゃん』
助けて?お兄ちゃん?・・・・・!!
『お、お前、あかりか?あかりなのか?!』
俺は、全力で叫ぶ
『あかり、まて、あかり!』
「あかり、あかりーー!」
「どうしたのお兄ちゃん?」
「あかりか?!」
俺は、布団をはねのけ隣を見ると!!
「は、裸のお、女の子……?!」
俺は顔を赤面にし、頭をフル回転させ、2度目のショートをはたした。
何時間たっただろうか。
「で、あなたは誰なんですか?」
やっと服を着た彼女に問いかける
「私は、、言いにくいのですが、昨日あなたに襲われて身ぐるみ全部はがされて女の子としての楽しさを………どうしましたか?」
ま、まて、整理できん
「ま、まて俺は、昨日冒険に疲れて早めに帰ったと思ったんだけど?」
うん、そのはずだ、童貞の俺がそこまで積極的におなごにお兄ちゃんと呼ばせ、ヤレるほど度胸はない。
だってそうだ。
日本にいた時も、異世界に来てからだって、おなごと話すこともままならない
コミュ障でピュアな童貞君だったんだぞ。
「すみません冗談です。私はあなたのこれからをどうするか聞きに来たのです。」