表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

序章

 男まみれの上、主人公二人、かなりやる気のない連中です。ごめんなさい。

その日世界が破壊された。

大地は波打ち砕け、海は荒れ狂い、渦を巻いて大地より逃れたものを飲み込んだ。

高波は限りなく高く小島は跡形もなく砕け散る。

海の一部は高温に煮えたぎり。凪いだ場所などどこにもなかった。

灼熱の風に焼かれ、炭化すらせず灰色の灰になって散っていく。

炎は、無慈悲に大地を覆った。

巨大な船にあまたの人々と、それ以外の生き物を乗せ、天の彼方へと逃れたものがいた。

そして、天の彼方に逃れる者たちを見送った者たちは、守護者となる者達に導かれ地の底に身を潜めた。

だがそれが叶わなかった不運なものたちは、人、動物植物の区別なく。大地に砕かれ、灼熱の風に焼き尽くされ、荒れ狂う海に飲まれた。

悲嘆の声はなく、ただ沈黙が世界を覆う。

大地は灰色に変色し生命の息吹はかろうじて、無数の骸の狭間で瀕死の様をさらす。

 そのわずかな生命の一部は異形へと変貌すら始めた。

瀕死の命が再び蘇る日は、それから世界が百回、太陽を回るほどの時の果てに。

残された命を守る守護者達が大地の復活を見極めた時に、人は再び地下から解き放たれる。

そして空と大地の狭間に戻ることを許される。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ