表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/20

-昼休み①-

「蓮!」


「な~に?優紀?」


「ちょっと、来て!」


昼休みあたしは蓮を連れ出した。


楓は少し心配そうな顔をしていたけど…ただ話を聞くだけだし大丈夫だよ!


話をする場所に生徒会室を選んだ。


幸い誰もいないようだ…


「…で、なんで転校なんかしたの?」


あたしは少し怒り気味に聞いた。


「なんでって、優紀がこっちで男なんか作ってるからだろ!!」


「はぁ?」


「俺、優紀のことずっと好きだったんだよ!中学の事あって告白する感じじゃなかったし…それに男として入学するって聞いてたから安心してたのにっ!!」


「…!?///」


今、なんておっしゃいました?


蓮が、あたしの事好き?


いままで、ほとんど兄弟みたいに育ってきたのに…


「優紀が俺の事男として見てないのは知ってたけど、それでも自分の気持ちは伝えたかった!それに、なにもしてないのにふられたなんて納得いかない!優紀の彼氏ってこの学校の奴なのか?」


やばい!楓が女装してること知らないんだった。


それにばれたら楓が退学にさせられちゃう…


どうしよ…


「何?答えられないってことは何か事情でもあるの!?」


「そんなわけないじゃん!ただ…この学校の人じゃないってことだよ…」


「優紀、嘘ついてるね?」


「えっ!?」


「優紀、嘘つくとき俺の目いつも見ないもんね。何年、幼馴染やってると思ってんの?」


「それは、蓮がそう思ってるだけでしょ!嘘なんてついてない!!」


「そう。言えないならそれでいいんだけど、でも、俺、優紀の事本気だから!これから優紀にめちゃくちゃアタックするから!」


「えっ…///」


「それに、彼氏この学校じゃないなら俺にもチャンスあるってことでしょ?」


「えぇー!!」


なんか話しおかしなことになっちゃった…


楓になんていったらいいんだろう?


それに、蓮があたしのこと好きって…


「話はそれだけでしょ?って、ことで今日から一緒に帰ろうね!待ってるから!じゃぁ」


「ま、待って…」


あぁ、行っちゃった…


とりあえずもう1度蓮と帰り話してみよう。


「ふぅ。これからどーなちゃうのかな…?」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ