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君の為の進行劇  作者: ラツィオ
85/111

第85話 必ず落とす!恋愛ゲーム開始!


 ......マジでやんなきゃいけないの......


 けたたましい俺のツッコミが鳴り響く中、未だにドヤ顔を崩さない湯江に俺は肩からガクンと崩れ落ちる。


 「まあまあ一君。これも何かの縁だし協力していこうさ」

 

 縁てなんの縁だよ!!


 ダイスはダイスでノリノリであった。そんなダイスを見ていると、このゲームには何か裏が感じ取れる。


 そんな横でドンはお菓子を口で放ばりながら事の状況が掴めてないのかキョトンとした表情をしているし、シルビーは何か不吉な予感でもしているかのように眉を歪ませていた。


 「ちなみにこの中で恋愛経験ある人いるの?」


 ......


 俺の的を得た質問の後、5秒程の沈黙は分かりやすくも経験者ゼロという訴えを犇々と感じ取れる。


 それにしても仲間がいて良かった。俺だけじゃないんだ。


 俺は心の底から恋愛経験ゼロの同士がいた事に安堵していた。なんて切ないんだ!!


 「それでは気を取り直してルールを説明するバイ。この()()()()()()()()と言う出会い系アプリを使ってもらうバイ」


 秩序なめんな!!


 「そして順番はダイス、シルビー、ドン、ハジメ、そしてアチキですバイ。メールが開始されたと同時に制限時間10分間を目安としてもらうバイ。10分をを過ぎると強制終了し次の人に交代するバイ。そしてカップル成立が最後の1人になるまで何度でも周回するバイ」


 その説明を聞いた俺は何故、全員が終わるまでではなく最後の1人を残すのかと不と疑問に思う。少子化を改善させたいならせめてここにいる全員がカップル成立する方が得策だと思うんだけど。


 「あのさ、最後の一人を残す理由はなんなの?」


 俺は何か裏があるんじゃないかと恐る恐る聞いてみた。


 「良いとこに着目したバイ。そう、これはゲーム。なのでゲームらしく女を落とせなかった残念ボーイには罰ゲームを受けてもらうバイ」


 やっぱりそう来たか!!と言うか落とせなかった俺たちの中の誰かは必ず精神的ダメージを追うはずなのにそこから更に罰ゲームって鬼畜過ぎるでしょ!!


 「ちなみに罰ゲームを受ける人は、この中で落とした女性の中から1人を選び本気で恋愛をしてもらうバイ」


 そんな!!俺は最初の恋はリアルで出会った恋がしたいのに!!


 俺の心の悲痛な叫びなどお構いなしに湯江はスマホを取り出しテーブルの上に置くと馴れた手つきでタップしていき出会い系サイト、恋は秩序を超えるサイトを開いた。


 「さあ、では行きますバイ。まずはダイス、この中から好感が持てる女性にアプローチをかけるバイ」


 湯江に差し出されたスマホを喜色の面持ちで手に取ったダイスはスマホをスワイプしていく。そして一人の女性に目を付けたダイスはそのままアプローチをかける。


 ついに己の純愛をかけた戦いが幕を開けたのだ。

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