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君の為の進行劇  作者: ラツィオ
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第54話 母なる大地に 2話


 俺たちの居る地下施設からサイレンが鳴り響く。しかも外と違い地下でなるサイレンは反響が酷く俺たちは歯を食いしばりながら耳を塞ぐ。


 「シンニュウシャアリ!シンニュウシャアリ!スミヤカニハイジョセヨ!」


 そのサイボーグの様な声がすると俺たちの前に大きい影が3つほど見えて来た。それは瞬く間に俺たちに距離を詰めてきた。3メートルの大きさで左右には巨大なチェーンソーの様な物が装着されていた。


 「あれは間違いありません。私の認知している機人兵です!皆さまお気を付けて、あれは宇宙一硬いと言われているボルテクトと言う金属で出来ています。並大抵の攻撃では効き目がありません」


 声を張り上げるキャンシーに俺たちの警戒レベルはMAXになる。急いで戦闘態勢に入る。


 (ねえラムダ。ボルテクトとか言う金属に黒炎弾は有効だったりするかな?)

 《あの金属に黒炎弾は有効であっても決定打にはならぬ。痛みを更新され更に厄介な存在となりえる恐れがある》


 俺はラムダの言葉に眉を滲ませ憂苦に悩まされる。


 《だが案ずるな。策ならある。一にはあらゆる万物をも切り裂き、貫通させるオーバイロを生成できるではないか》


 ――あっ!そうだった忘れてた!ラムダから習ったんだっけ。


 オーバイロとはあらゆる形状に変えれる変幻自在な形のない形である。つまり剣や槍、銃器などに変形できる万能形状と言う物だ


 《よいか一よ。更に念のためオーバイロをキャンシーに渡し雷を付与させてからあの機人兵に投げつけさせるのだ。ボルテクトは強固ではあるが所詮は機械。中が繊細な故、貫通させた後に雷で機人兵の内部をショートさせれば良いのだ》

 (なるほどね。ありがとうラムダ。助かったよ)

 《我にとっては些細な出来事よ。それから一よ。お主はまだまだ冷静さに欠ける。我から託した権能を活用すれば、よほどの事でないとお主に敗北の二文字はない。これからはあらゆる不可思議な事象には柔軟に対応して見せよ》

 (うん)


 俺は奮起させ超気でオーバイロ(槍)を生成しキャンシーに投げ渡した。


 「キャンシー!これに雷を付与させてからあの機人兵に投げつけて!」

 「はっ、はい!分かりました!」


 慌ててオーバイロ(槍)を掴み取るキャンシー。光り輝き熱いエネルギーを放つオーバイロ(槍)。


 そしてキャンシーはオーバイロ(槍)に雷を付与させる。


 「何か策がありそうだね。なら僕たちが奴らの注意を引き付ける」


 シルビーとレイナとドンは息を合わせ機人兵に陽動をかけ始める。レイナが機人兵に向かいライトバーンを放つ。


 ドッドッドッッン!!


 光り輝く爆炎に包まれる機人兵たちだったが、無傷だった。


 そこでシルビーとドンが爆炎で隙を突き機人兵の背後にに回り込みドンが機人兵に拳を叩きこむ。


 ドカッ!


 「うわっ、こいつカテエ!」


 その硬さを確認したシルビーは妖精を3匹召喚し機人兵の周囲に飛ばさせた。


 光の衣に包まれている妖精たちは機人兵の周りを盛んに飛び回り注意を逸らす。機人兵は妖精たちに攻撃するがギリギリに避ける。


 「皆様!攻撃しますので後ろにお下がりください!」


 オーバイロ(槍)を片手に雷を付与させたキャンシーは機人兵に向かい全力で投げつけた。更に俺はその槍を3つに複製させ、3本の槍は機人兵の腹部に突き刺さる。

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