表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の為の進行劇  作者: ラツィオ
49/111

第49話 メカ化の恐怖


 俺たちは町を出る前に、情報収集をした。そしてそこから得た事が二つあった。一つは科学者の名前である。その科学者の名前はルーデン・マークで男性である事、もう一つがその機人兵を最初に製造されたと思われる場所だった。


 そして俺たちはその情報を元に歩道の敷かれていない草木の並んだ茂みをかき分けながら目的地へと向かうのであった。


 「そう言えばキャンシーはなんでブラスタにそこまで尽くそうとするの?」


 俺は不とした疑問をキャンシーに聞く。


 「私はここに転生された時には無能力者だったんです。転生者の中ではイレギュラーな存在だといわれました。そしてそんな右も左も分からない私を支援していただいた恩があります。なので少しでもブラスタに貢献して皆様方を笑顔にしたいのです」

 「もし今回の件を解決できたならキャンシーはブラスタの英雄だね」

 「それを言うのなら皆様方もですよ。ウフフ」


 他愛のない会話をする俺たちだったがレイナが少しモジモジしていた。それを見たドンは直球で......。


 「う〇こか?」

 「違います!......あのキャンシーさん。唐突で申し訳ないのですが、良ければキャンシーと呼んでもいいですか?」

 

 どうやらレイナはキャンシーと打ち解けたかったようだ。


 「ええ、構いませよ。ただし私はメイドなどでこれまでどうりレイナ様と呼ばせていただきますね」


 満面の笑みで受け入れたキャンシーにホッとしたレイナは笑顔でそれに答えた。


 「なら僕もそうさせてもらうかな。男女差別はいけないからね。」


 何が?と思った俺だが、シルビーの強引さにそれでもキャンシーは笑顔で頷く。


 徐々に打ち解け合う俺たちは茂みの中を進んでいくとウイーンと妙な機械音がした。まるで何かに感知されたような気がした。


 「今なにか音がしたぞ」


 それを先に察知したドンは辺りを警戒し始めた。俺たちも辺りを注意深く観察する。すると茂みがなぞる様に揺れながらこちらに向かってくる。


 「シャアアア――――!!」


 目の前に現れたのは全長8メートルを超える鋼で覆われたメカボディのヘビだった。


 なんだこのヘビ、全身機械で出来てる感じだぞ!


 それを見て先に動いたのはキャンシーだった。キャンシーはそのメカヘビに向かって電撃を浴びせる。


 バチチチチッッ!


 メカヘビが電気の光を浴びるとその場で倒れ沸々と煙を上げて鋼のボディは焼け焦げていた。俺たちはこれで倒したのかと注視してみるとメカヘビはそこからピクリとも動かない。


 ......やったのか?


 メカヘビはキャンシーの攻撃で機能が停止し止った。......しかし


 「イタミヲコウシンシマシタ......サイキドウシマス」


 機械音の声と共にメカヘビはウイーンと音を立て、再び動き出した。


 「そんな!」


 焦るキャンシーの前にレイナが立ちふさがる。


 「ライトレーザー!」


 レイナの手の平から光のビームが放出されるとそれを巧みに操りビームの線でメカヘビの胴体を切り刻む。思った以上にエグイ攻撃だった。バラバラになったメカヘビに追い打ちを掛けるようにキャンシーが強力な電流を浴びせるとメカヘビは派手に爆発しバラバラに吹き飛んでいった。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

引き続き書いていきますのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ