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第三戦 拳で始める戦い!

このシリーズ書いてて楽しくなってきました。第三戦です。最も平和的な解決法のはずなのが、新たな火種を生むことってありますよね。

 平和的な解決のために、しばしば疑似的な戦いが用いられる。スポーツであったり、盤上のゲームや、和やかな会食で交わされる駆け引きだったり。

 しかしそれが新たな火種を生む恐れがあることを忘れてはならない。




 確かにこれは意味のない儀式かもしれない。しかし戦いの初手は拳のみというのは、暗黙の了解の上に成り立つルールだったはずだ!


「おい! 最初はグーからだろ。パー出すってどういうことだよ。やり直せよ!!」


「そんな決まりなんて聞いてないもんね。兄ちゃんの負け。最後のアイスはボクがもーらい」


屁理屈ばっかりこねやがって。生意気なんだよ。おれは兄ちゃんなんだぞ。


「わーん。お兄ちゃんが頭を殴った~。ママ~」





弟の泣き声を聞きつけたお母さんがリビングに入るなり、絶叫した。


「あんたたち!! ケンカしないためにじゃんけんで決めるんでしょ。どうしてもっと酷いケンカになるのよ!」


そんなのアイツがずるしたからだ。お母さんに言いつけるなんてなんて卑怯な奴だ。もっと強く叩いてやれば良かった。





「今度は大箱を買おう。いや念のために2箱ぐらいはストックして置いた方が良いかもしれない。夏の間のアイスは必需品。ああ……でもあの子たちの事だから、食べ過ぎてお腹を壊すかも……」


 食べ盛りの子供たちを持つ母親の永遠の悩みを抱えつつ、彼女は平和的な解決の仕方を模索し続ける……

最後までお読みいただきありがとうございます。別の短編もアップしたいので、明日はシリーズ更新をお休みします。あさって第4戦話を投稿します。まだ続きますのでお付き合い頂けると嬉しいです。

明日投稿予定の短編も読んで頂けると嬉しいです。童話でもアクションでもコメディでもないジャンルです。節操はないです。


誤字脱字報告を頂けると頂けると嬉しいです。

ポイントを頂けると、生きててよかったと思えるぐらい嬉しいです。(^^ゞ

感想を頂けたら、PCの前で拝むと思います。


それでは第4戦でお会いできるのを楽しみにしております。


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