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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

赤い電車に乗っかって

作者: さっちん

初心者の妄想です


---------

「・・・まもなく1番線に電車まいります-」

ホームのアナウンスが入る

相方がいう

「きたきた、ちょっと荷物持ってよ」

「え、やだよ」

「お前リュックしかないじゃんよ」

結局キャリーだけ引き取った俺はふと思う

「ねえ、あの時さ・・・」

「なによ」

「やっぱ彼女いたでしょ?」

「ちょっとあの時って、どの時よ」

やつはしらばっくれる

「文化祭で女子高の連中きて合コン、お前だけ行ってさ。そしたら片付け遅れてきたろ、翌日。」

「だから違うって、周りが勝手に朝帰りなんていっただけだろ。」

しばらく沈黙が続く

車内が混雑してるから離れたいのに離れられない

車窓は夜の食卓の輝きを、うつす

「あっ、この電車をこのままいけば幕張行けんじゃん」

おもむろにやつがいった

「おい、話はまだ---」

被せるようにやつは言う

「着いたぜ降りよ」

「・・・」

ホームに降りるとサラリーマンが足早に過ぎ去ったのを見計らったのかノロノロ歩きを止める

「幕張、次、ライブ当たったんだ。んで、あの高層のホテル、いいよなーって前から思っててさ。隣あ」

「行く」

今度は俺が被せ気味にいう

相方はあの時からずるいやつ、離れたいのに離れられそうもない

「2人で荷造りしたあの日みたいにさ。大人の流儀ってやつで楽しませてよ」

今後も気に入りましたら見に来てください

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