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スタートフロム・デッドエンド  作者: 神谷 幽太
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スタートフロム・デッドエンド

新連載、スタートフロム・デッドエンドです。

俺TUEEE主人公でありながら、

できる限りの細かく、想像の世界を描いていきたいと思います。


よろしくお願いします。

あれは、いつのことだったか。

五感を埋めるのは、立ち昇る土煙と硝煙の匂い、鉄のぶつかり合う音と寒暖の変化を急激に繰り返しながら吹き付ける風。

その他、所謂、戦場にあって、

まるで常日頃とは異なる環境による物ばかり。




ここは帝国のはるか南方、とある小国の城下町。

この小国は、たった一国で、それも、恐れ多いほど矮小な戦力で、大陸最大にして最強の帝国に、真っ向から立ち向かっていたのであった。

帝国は、この時代において、存在する大陸の大部分の人口と、領土を持ち、存在する国々の中で最大の戦力を持っている。

帝国が大陸掌握を始めた頃は、戦力差はあれど、立ち向かう国々は多かった。

争いもせずに領民を危険に晒すことを是としなかったことが、表向きの大きな理由ではあるが、それ以前に、それぞれの国々が、独自の歴史をそれなりに紡いできた事実から、自分達に負けはないと、根拠の無い自信を持ってしまっていたことにある。

しかし、そんな国々も、侵攻を始めた帝国の戦力の強大さの前には、開戦早々に降伏するほどであった。

開戦と同時に怒涛の勢いで攻め込む先鋒の舞台の鋭さもさることながら、それを援護し、補佐する後衛、中堅に控える部隊も鉄壁でありながら、その壁で押し潰すかのような力強さも持ち、最後方に控える大将格の場所まで至った兵は、これまでの合戦全116の内で、ただ一人として居なかった。

それ程までに強力で、強大であった。

それでも、武勇を誇る国々の戦力は、歩兵戦では引けをとらないはずであった。

人が操る力でありながら、人外の破壊力をもつ魔法は、帝国以外も持ち合わせていたし、それぞれの国に特有の能力者というのも存在していたためであった。

しかしそれでも、帝国の戦力、帝国の力の前には、傷一つつけることすら出来ないの結果に終わってしまっていた。

戦力では僅かの差、帝国の知らない力を持ち、帝国並みの歩兵戦力をも併せ持つ他の大国の多くが、なぜ歯を立てることすら躊躇ったのか...


戦に出陣し、深い傷を負って、

それでも生き延びることができた兵士たちが口々に言う言葉がある。

その言葉を放つ時、

その誰もが表情に恐怖と絶望を乗せていた、 そんな言葉が。


ーーー帝国四天王


それはたった四人の若者の事を指す言葉であった。

それは、たった一人の人間でありながら、それそのものが、何師団分もの戦力を持つ、戦略的兵器であった。

それぞれに特有のコンセプトを持ち、その、コンセプトにそう形で所有してる力があった。


1人は炎。

四人の中で最も戦闘に特化し、単独で先行する事が常であり、及び触れる者全てを灰に還すほどの火力を、持ち、更にその力がが放つ光は、周囲の全ての人間の視覚を奪い、その力が放つ存在感は、敵対する全ての者に恐怖を与える程であった。

1人は風。

四人の中では比較的前線に出ることは少ないが、後方支援に特化しており、敵先鋒の動きを止める事や、後衛の援護射撃の無効化、自軍先鋒の行軍速度の上昇など、中堅から後ろに控えることが常であった。

1人は水。

四天王の指揮官であり、四人の中では最初に能力を覚醒させた人間である。その力は、未だ語られることはなく、詳細については不明であるが、一つ確かなことは、四人の中で最も強いということである。男か、女かであるかも、判明していないという。


そして1人は...

いかがでしたでしょうか。

お読み頂きありがとうございました。

よろしければ、続きもどうぞ、よろしくお願いします。

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