意外な趣味
冬休みがはいってすぐに、生徒会室の掃除があった。
これる人は強制。
なので部活にはいっていない私は、毎日掃除しに行った。
「買い出しに行くけど誰が車に乗る?」
「「「はーい、うちいっきまーす」」」
多数の先輩方が手を挙げた。
すぐに先生と先輩方は買い出しに出かけた。
残ったのは、私と、同い年の沖 龍と女の先輩の高菜 伊緒菜先輩と旧生徒会だった尾崎 要先輩。そして最後に中井遼介先輩だ。
私は、沖君とずっと話していた。
宿題の話、趣味の話、そして将来の話。
「榊さんって何かなりたいことってあるの?」
「特にないかな。でも今料理にはまってるんだ」
「そうなんだ。僕も結構料理得意。ちなみに、得意料理は?」
「オムライスかな!?」
「俺もオムライス得意だよ」
!!!
いきなり違うところから、声が聞こえてきて驚いた。
「俺も料理得意だよ」
と言ってどこかに行ってしまった、中井先輩。
また来てくれないかなと、淡い気持ちでまた沖君と話していた。
「もんじゃ焼きの簡単な作り方知ってる?」
またまたびっくり。中井先輩でした。
「知らないです。どうつくるんですか?」
中井先輩はレシピを教えて、そしてどこかに行った。
それから1時間半がたち、先輩方が帰って来て。また片付けなどを行った。