転校?なにそれ、おいしいの?
深雪「ぁ…あの、なんで私がこの学校からいなくならなきゃいけないんですか?」
口が腐ってしまってもいい。
今はこの状況をどうにかしないといけなかった。
すると、柏木からまた、驚きの言葉が発せられた。
柏木「何故って…
貴方みたいな生徒が邪魔だったからにきまっているでしょう?」
深雪「―――はっ?どういう意味ですか?」
柏木「そのままの意味にきまっているでしょう?ちなみに、転校先は男子校だから気をつけなさいよ?
襲われても、私は助けられないんですから」
何故に男子校?
話によると、柏木は私がこっそり小説を書いていることを知っていたみたいだ。
理事長と校長先生には、別な理由で話をつけてくれたらしい。
柏木「貴方のためよ?貴方が小説のネタを探しているって…あと、理事長たちには親の事情とだけ言っておいたから感謝しなさいよ?」
いろいろち突っ込みたいところが満載なのだが、そこは気にしないでおこう。
それより、なんでこの先生は私が小説を書いているってことが分かったんだろう。
私は聞いてみることにした。
深雪「あぁ、なんで小説のネタを探しているってわかったんですか?あと、何で書いているって分かったんですか?」
二つ質問してあげたのはなぞの方とただの嫌味だ。
柏木「何でって…このノートに書いてあったからよ。なになに?『私の生k「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!読まないでくださぁぁぁい!!!!」クスっ」
笑われた……しかも読まれた…。
悔しいね、うん。