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僕の名前は佐藤ひろし、そこら辺にいる普通の高校生である。

今日も今日とていつもと変わらない日常を過ごしているところだ。

私にはこれといって趣味がない、というよりかは趣味ができてもすぐに興味を無くしてしまう。

今まで長く続いた趣味でも1ヶ月ぐらいだ。

普通すぎる、、普通すぎるくらい普通なのが僕である。

学生間ではこういう奴のことを無キャ?と言うらしい


その無キャという言葉を知ったのは僕の友達である暁山圭介との会話の中である。


暁山「ひろし、お前普段何をして過ごしているんだ?」

ひろし「ん?、なんだ急だな」

暁山「いや、だってお前普段遊びに誘っても来ないし、自分のことあまり話さないやん」

暁山「もしかして、、人に言えない趣味を持ってるとかか?」

ひろし「いや、どんな趣味を想像してんだよ」

暁山「例えば、動画投稿サイトによく上がってる女〇〇生の足撮影記録とか?」

ひろし「そんなもんが趣味でたまるか!!」

ひろし「あと、そんな動画がよく上がっててたまるか!」

ひろし「てか、普通に逮捕案件だろそれ、、」

自分で言うのもなんだが、とんでもなくつまらないツッコミだったと思う。(心の声)

暁山「まあまあ、そんな怒るなって、冗談冗談」

暁山「で、趣味とかなんかやってないのか?」

ひろし「ん〜、これと言ってないな」

暁山「じゃあ、好きな事とかないのか?」

この時、僕は(趣味と好きなことは同じなのでは?)という微かな疑問を抱いたが話が長引きそうなので心の底に閉まっておいた。(心の声)

ひろし「特にないかな〜これといって」

暁山「お前、、、本当に普段何して過ごしてるの?」

ひろし「動画投稿サイト見たり、寝たりかな?」

暁山「とんでもなく色がない生活だな、、まるで無キャだな」

ひろし「無キャ?なんだそれは」

暁山「無キャってのはそうだな、簡単に言えば」

ひろし「簡単に言えば?」

暁山「無個性ってことだ」

、、、僕は傷ついたすごく、、うん(心の声)

ひろし「人のことを無個性だなんて、失礼にも程があるだろ」

暁山「ごめんごめん、悪かったって、少し言い過ぎたすまん。」

暁山「今度、自動販売機でジュースでも奢るからさ」

ひろし「主を許さなくもない」

暁山「急に個性出してきたな!?なんか怖いわ!!」

(授業のチャイムがなる)

暁山「やべぇ、授業の支度するの忘れてた、急がねぇと」

授業が始まり会話はそこで終わった。

これが僕が無キャを知った一連の流れである。


にしても、いざそういうこと言われると少し考えてしまうな。

個性か、、一体どうしたら身に付くものなのか僕は授業中ひたすらその事について考え込んでしまっていた




ド素人です。お願いします

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