ピヨ太のはじめてのおつかい
以前書いたピヨ太の日常編です
ボクはピヨ太!
世界でいちばんつよい勇者なのだ!
今日は飼い主にパンを買ってきてくれと頼まれたのだ!
やっぱり飼い主にほボクがいないとダメなのだ♪
さて、街市場にきたはいいけど・・・
高すぎてなにも見えないピヨ!!!!
この世界はピヨ太に優しくないピヨ!
ん・・・?
なんだピヨ?
ピ、ピヨーーーー!
やめるピヨ!はなせピヨ!
なんだこの大きい獣は!!
これは世界でいちばんつよいピヨ太への試練とでもいうのかピヨ・・・!
やってやるのだ
神の御加護があらんことを
エターナルピヨピ
「あらポチどうしたの?」
ん・・・?
「なんてものたべてるの!汚いでしょう!?はやくいくわよ」
ん・・・!?
汚いってもしかしてピヨ太のこと?
え?ピヨ太汚い?
ピヨ?
いてっ
今度はなんだピヨ!
「おお、これはすまねえ。小さきお客さんよ。今日はなにかを買いに来たのか?」
そうピヨ!パンを買いに来たピヨ!
「そうかそうか、でもお前の背丈じゃ見えないだろう。ほらよ」
わあ!高いピヨ!すごいピヨ!
それにこいつの手、暖かくて落ち着くピヨ・・・
むにゃ・・・
・・・!
いいにおいがする!
ここはどこピヨ?
ボクはパンを買いに来てて、それで・・・
「おい、パン屋についたぞ」
わあ!連れてきてくれたピヨ?
良いやつピヨ!
ありがとうピヨ!
じゃあこれをくださいピヨー!
ってあれ?金貨忘れたピヨ!!??!??
うそピヨ!うそピヨ!!
誰かうそだと言ってくれピヨ!
ピヨ―――――!;;
「なんだおまえ、金貨持ってないのか?仕方ねえな」
うう、ピヨ太はばかピヨ
飼い主がせっかく頼ってくれたのに;;
「まいどー!」
「ほらよ、これが欲しかったんだろう?」
ピヨー!!!!
いいのかピヨ!?
良いやつピヨ;;
ありがとうピヨ!
「そんなもん気にすんな。これも縁ってやつよ」
エン?よくわかんないけどきっとそうだピヨ!
これで飼い主喜ぶピヨ!へへん
帰ってきたピヨー!
「わ!ピヨ太おかえりー!ちゃんと買えたかな・・・」
ばかにするなピヨ
「ちゃんと買えてるね!ピヨ太えらい!」
そうであろう!!
ピヨ太はえらいのだー!
「ピヨ太の好きなバタークッキー焼いてあるから一緒に食べよう!」
うんまー!!
しあわせピヨ!
今日も飼い主はボクのことがだいすきで、ピヨ太も飼い主のことがだいすきピヨ!
たまにはこんな日もいいピヨね♪
バタークッキー食べたいなあ