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第1話



 クソったれ。



 どこもかしこも、「素行」がどうのこうのと。


 これで6校目だ。


 九州の名門校も、関西方面の高校だってダメだった。


 セレクションじゃどこもトップ成績を収めてたっつーのに、ことごとく過去の失敗を蒸し返されて、このザマだ。


 周りの連中はみんな進学先が決まってる。


 推薦枠を勝ち取った奴らや、勉強に真面目だったやつら。


 正直、高校に進むとかどうとかっていうのはどうでもいい。


 勉強だってする気もねーし、将来については何も考えてない。


 だけど、俺には「夢」があった。


 でっかい「夢」が。


 こんなところでくたばるわけにはいかねーんだ。


 何のために今まで「野球」をやってきたのか、それは他人に馬鹿呼ばわりされるためじゃない。


 自分が、——自分の「才能」が、世界で通用するって証明したい。


 俺にもできるっていうことを証明したいんだ。


 今までどんなことも、うまくはいかなかった。


 教師の言ってることはよくわかんねーし、学業成績なんて下から数えたほうが早い。


 …でも、それがなんだ?って思った。


 勉強なんて何の役にも立たない。



 なにが「社会のルール」だ?


 なにが、“子供らしく”なんだ?



 俺には理解できなかった。


 親の言ってることも。


 周りが取り決めている“常識”とやらも。

 


 

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