第四十一話 拷問
----------------------吸血鬼界にて----------------------
(ラドリー)それで、人間界の様子は?
(シャム)それが、あまりよくわからなくて
(ラドリー)なんだと?シャムお前は何しに...
(シャム)お、お待ちくださいラドリー様その代わりと何ですが手土産をお持ち帰りました。
(ラドリー)手土産とな、子供の血か?
(シャム)いえ、人間の大人です。
(ラドリー)シャムこの私にそんな不味い血を飲ませる気かあああああーーー
(シャム)ひぃぃーーー王都の見張りをしている中、兵士たちがこの人間を連れていたのをみて襲いました。
(ラドリー)その人間に価値はあるんだろうな?
(シャム)この人間は胸に勲章を付けています。恐らく人間界で一番強い騎士なのかもしれません...
(ラドリー)そうかシャムよくやった、あとで拷問部屋へ運べ
(シャム)ラドリー様、人間界の王都はとても静かでした。王都の周辺の兵士は居なく、見張りもいません。ただ南の方から北側に向かう兵士だけでした。
(ラドリー)それで、お前はそれをどう見る?
(シャム)まるで王都には誰もいないような感じがします、人間界の王は死んだのかそれともどこかへ逃げたのか分かりません
(ラドリー)そうだな、お前はもう一つの可能性を忘れているな
(シャム)それでは、人間界の王は王都まだいるということですか?
(ラドリー)なにか北で兵士たちはしていて、たまたま王都は手薄になったということも...まあ契約がある限り襲われないと思っているのか...
(シャム)では北では何を...
(ラドリー)それを調べるためにお前はテーレを連れて北へ向かへ
ラドリーはそう言いながら持ってるワインを揺らし中に入っている子供の血を飲み干した。
(ラドリー)うまい...シャムお前もこの血を飲みたいだろう成果をだせ
(シャム)わかりましたラドリー様
そしてシャムはパルンが入っている箱を拷問部屋へと移動させて再び人間界へと向かった。
(パルン)ゴホッゴホッ、ここは...
(ラドリー)おきたか、人間よ
(パルン)お前、人間じゃないな
(ラドリー)いかにも、吸血鬼でこの吸血鬼界の王である
パルンはその姿を見て勢いおく起き上がろうとするが、両手、両足を鎖でつながれていて動けない
(パルン)なんだこれは
(ラドリー)おっと、落ち着きたまえ人間よ。
(パルン)くっそぉぉぉー目的はなんだ。
(ラドリー)お前たちは我々に血を提供する側にもかかわらず、どうなっている?供給がないではないか
(パルン)俺は知らない...
(ラドリー)そうかそうか、それなら仕方ないな
ラドリーは、壁についているボタンを押した。押すとパルンの下からドリルの先の部分がでてきてパルンの脇腹に貫通した。
「キュイーーーーー――――ン」
(パルン)ぐはっ
という声と共に荒々しい息遣い。血の出血が激しい。
(ラドリー)これは素晴らしい!
ラドリーは指パッチンをし下っ端の吸血鬼たちにパルンの血を吸わせる。
「ジュルジュルジュルジュル」
(ラドリー)あいにく私は子供の美味しい血しか飲まないと決めてるんだよ。まだ吐く気にはならないのかな?人間よ、次はどこを貫通されるか、足か、手か、心臓か、目か...
(パルン)俺はどんなにやられようと人間界のことについて言うきはない。
(ラドリー)食料のくせに...この私にここまで刃向かうのはお前が初めてかも知れないな
ラドリーはまた壁についているボタンを押した。今度はパルンの右目を大きな音と同時に貫通していく。
(パルン)あっあっあぁぁぁーーーーーーーーーーーー
パルンは大きな声で叫んだ。右目からは大量の血と共に失明する。これまで負けなしだったパルンは一方的すぎる攻撃に耐える力などなかった。
(ラドリー)どうだ?
ニヤニヤしながらラドリーは聞いたがパルンは口から大量の血を吹き出し、喋れそうにない。
(ラドリー)人間ははつまらん
ラドリーはそう言いながら治癒術をパルンに唱える。右目や脇腹はだめだが、血を止めることと死ぬのを防ぐことが出来るのだ。
(パルン)な、ぜ、治療を...
(ラドリー)なぜって?もっと楽しまないと、人間、苦しめて苦しめて苦しめて死んでもらわんとな
ラドリーは指パッチンを鳴らした。するとすぐさま吸血鬼たちがひざまずいた。
(ラドリー)人間に食事を与えろ
吸血鬼はその言葉に頷いた。




