第十三話 レックの怒り
「ムシャムシャムシャ」
(レック王)まずい、この右足はなんだ?子供の柔らかい肉が喰いたいな
レックは右足を不味そうに食べていた。
(クロ)この串目玉は何だ、新鮮さが全くないではないか
クロは目玉を噛むが歯ごたえがなくどろっとしていた。そして白色から黄土色に変色していた。
(ナード)この脳みそはいけるな、甘い
ナードは脳みそを舐め回した。今舐めているこの脳みそはまだ新しいほうだ。
(レック)足りぬ、足りぬ、この量の肉で、しかも不味い、俺たちは、人間ごときに舐められているのか、食肉庫の分際で、許さんぞニックめ、もう少しで子供の柔らかい肉も来たはずなのにな…約立たずの雑魚が...
レックは怒り食べていた不味い右足を地面に叩きつける。
(クロ)レック様いっそ食肉庫を襲いましょう、新鮮な肉が食えます
(レック)それもいいな、何百年も前に約束をしたが最近はこんな肉だけとは、舐められたもんだ
約束というのは昔、人類の王と話し合い、ここを食肉庫とし人肉を提供するから殺さないでくれと約束を交わしたのだ。それから人類も暗黒界の怪物も増えつづけ今の状況にある。
(ナード)おじゃが王と直々に交渉してきましょう、従わない場合は人間国の隅から隅まで全ての肉を食べる、女、子供、構わずに...グへへ
ナードは早く肉が喰いたくてたまらなかった。
(レック)まてナード、王が条件をのまなかった場合、大人全て殺し、子供だけを捕獲、そして家畜にする、そしてその子供に子を作らせ、それを食べるのだ、素晴らしいと思わんか?
(ナード)流石レック様、生まれたての新鮮な肉食べ放題
ナードは肉食べ放題に喜んでいた。皆ヨダレが垂れている。
(ナード)ではおじゃは人間界へ
暗黒界から王都までは数日から数週間かる。ナードはヨダレを垂らしながら暗黒界を飛び立った。このとき人間界では街で槙場を救っている最中の話である。




