EX.0
2027年、人類は科学の極致に辿り着いた。
人々は、自由に宇宙を旅行するようになり。
光や音の速さに沿った宇宙船により、
まだ見ぬ新たな惑星の開拓も盛んになった。
そして、人類は、地球という母星だけでなく
他の星までもを破滅へと導いた。
人々が、科学を駆使する中で、
一人の天才科学者は、
人類の過ちに気がついてしまう。
母星である、地球が人々の住む事のできない、害惑星へと、変貌を遂げたのも丁度その頃だ。
天才科学者は、それを悔やみ、
新たなる何かを創り出すのに
残りの半生の全てを費やしたという。
その科学者の名は『越前 春正』
のちに、『魔学』と呼ばれる、新しき
破滅へと導かない科学を編み出した天才。
2127年、魔学が普及し、彼は
『魔学の第一人者』と呼ばれ、
魔学を志すものの憧れ、
そして、百年後の今の輝かしい安寧の
象徴となっている。
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ー イーズストラトス ー
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これは、彼が創設した魔学学校
『国際魔学者育成学校』
ー 通称、『IMS』
で巻き起こる魔学と科学と人類の物語。
調子に乗って書き始めました。
ご指摘等沢山頂ければ、
嬉しい限りで御座います。