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太陽の笑顔  作者: みなつ
7/12

7*ありがとう

私とえーしは、肉まんandあんまんを片手にレッツ家の近くの公園しています。


うん。なんか幸せですいません


「うまっうまっうまっ」


さっきから、ずっと頬張っていらっしゃいますのは、そうです。

えーしくんです。

食べる顔もすてきやん…

隣で一緒に食べれるとか至福以外の何物でもないやん…?



「はい!りあ」


そう言って差し出されたのは、肉まんの半分…


ぐはぁ!!!!

萌え死ぬわっ!!!!

のたうち回るわっ!!!


落ち着け落ち着けー

スーハースーハー

ヒッヒッフー


って、それは、妊婦さんだよ!!!!!!!!

妊婦さん=子ども=可愛い=えーし=えーしの子ども=結婚=妻=夫婦


ぎぃやあああぁぁあ!!!

先走りすぎだっ!!

私の妄想よっ!!!!

夫婦て!!!夫婦て!!!



「いっただきー♪」


脳内妄想中にふいに私のあんまんにえーしさんの顔が伸びてきた。


ぎょえええー!!!

ち、近い!!!!

近いですから!!!

貴方は、私を失神さす気ですか?!!


「うまっ!!」


戸惑う私をよそに、えーしは、マイペースに幸せそうな笑みを浮かべる。

可愛いな。

私は、照れ隠しに残りのあんまんを一気に口に含んだ。


すると、すぐさま…


「りあ、それくれ!」


えーしの指すそれは、

あんまんの入っていた小袋。

私は、大人しくそれを差し出す。


お目当てのものを受け取ったえーしは、満足そうな笑みを浮かべ、近くにあったゴミ箱へと捨てに行ってくれた。


「ありがとう!ごめんな…」


私の言葉にえーしは…


「ばか!ごめんいらん。ごめん言うぐらいやったら、ありがとう2回ゆうてや(^^)」

「ありがとう…」


精一杯の笑顔でお礼をゆう。

そんな私にえーしは、

いつもの太陽の笑顔で答えてくれた。


その笑顔に私は、もう一度心の中で呟いた。


ありがとう。

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