12*一生起立
「じゃー、朝練おわりー!!また、放課後なぁ!!」
なつかの大きな声が聞こえてきて、みんな息をつく。
はぁー…疲れた!!!!
「急いで着替えよー、HR遅れたら、海菜先生にしばかれるー」
全然焦ってないのんびりした声でなつかが言った。
「なつか?!!ちょっとは、焦ろうよ?!のんびりした声過ぎてみんなまで、危機感なくなってるわ!!」
朝から、ななちゃんの突っ込みスキル発動★
元気やなー
「まー、あれやろ、ヘルタースケルターやろ?」
「何が?!!あんたの存在がヘルタースケルターだわ!!もう、しっちゃかめっちゃか!!!」
(ヘルタースケルターの意味が分からん人は調べてねー)
「ななぼー、朝から突っ込み長い。うるさい。」
「はぁぁぁあ?!!!!突っ込ませてんのは、どこのどいつだよ!!長いとうるさいは、価値観の違いもあるし、認めてあげるよ?!認めてあげるけどね?!!突っ込ませてんのは、どこの誰でもない、なつかだからね?ってゆーかね、私が突っ込みいれなかったら、ボケにボケ被せるよーな奴らばっかなんだよ?あんたの愉快な仲間たちは!ボケを野放しにしてないことにむしろ感謝してほしいわ!!!」
「うん、長い。」
「コメント一言?!!!」
お二人さん、がちで遅刻するよ?!!
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「もー、ななぼーの突っ込みが長いから」
「私のせい?!!」
「うん、確実にななちゃんのせいやな!」
「りあまで、そんなこと言う?!」
「うん、じゃあ、満場一致でななぼーのせいでー」
「そうかぁー★満場一致かー★じゃあ、私のせいかも、ごめーんね★…ってならないよ?!!!!」
乗り突っ込みも長いなぁー。
あのあと、リアルにヤバイことに気付き、めちゃくちゃダッシュして、何とか間に合ったのだが…
ほんの5分前のこと…
「岩原りあ、川合七瀬、村沢南都夏、ぎりぎりで教室に入ってきた上に、何をのんびりしとるんじゃあぁぁあ!!!」
「「「え?」」」
この時は、ほんとに3人の息がすごく合ってたと思う。
その時の状況を説明すると…
ななちゃん→机にCD、漫画、あめちゃんを広げて、1人で発狂。
なつか→机にスナック菓子とチョコ菓子とオレンジジュース特大サイズを広げ、ひたすら頬張る。
私→安定のいいこちゃん。
そんな光景を見た、担任の大沼先生は、ってあれ?…私怒られる理由なくない……?
えっ…?
ま…まぁ…いい…か…
そ、そう!!
大沼先生は…
「お前らは、いつもいつもいつも!!!チャイムと一緒に教室に滑り込んで来やがって!!!俺は、時間に余裕を持つタイプなんだよ!!お前らが滑り込む時には、もうすでに教卓前にスタンバイしてんだよ!!」
大沼先生は、ななちゃんと同じ臭いがするよねー。
セリフが長いわー…
「そんな、自分勝手なことゆうから、彼女さんに振られるんですよー」
なつかの攻撃!!
Word press!!
「な、なんで、そんなこと知ってるんだ!!」
「えー、なんとなく言ってみただけやのにー、当たったんですねー」
必殺無意識!!!!
効果は、抜群だぁー!!!
「えー!!!!先生彼女と別れたんやー!!よっしゃ、リア充撲滅ー♪ってゆーか、何で別れたんですか?!!わくわく、わくわく」
ななちゃんの攻撃。
野次馬!!!
「あー!!!!!!!!!!その答えは、webでじゃー!!!」
しーん。
教室が先生の一言で凍りつきました。
ぴきーんって。
「いやいやいや…web?」
「さすがにななぼーでも、それ言わんよなー」
「うん。平たく言うと、面白くない的なね?」
「まさか、国語の先生がねー…」
「ゆとり教育の悲劇よなー」
必殺★合体技
1年A組 大沼学級!仲良し30人☆IITAIHO-DAI!!
「お前ら…1つだけ言おう。俺は、ゆとり教育じゃない。」
『ふーん。』
クラス全員の心が1つになりました。
「お、お、お前らー!!!!!!!!岩原!川合!村沢!教室の後ろに立ってろ!!!」
「「「えっ?」」」
この短時間で2回も3人の心が1つになりました。
「なんでー?」
「振られた腹いせ…?」
「私、関係なくない…?」
「黙れッ!いいから、立て!!こんにゃろー、由美ー…戻ってきてくれー…」
由美ってゆうのかー…
可愛い名前…じゃなくて!!
先生?!何を口走ってるの?!!
先生が泣き出したので、さすがにななちゃんとなつかも大人しく席を立ちました。
そして、もちろん何故か私も…
こんな感じで、今3人で教室後ろに立ってます。
「えっほ、えっほ」
「なつか?!!こんな所で筋トレしないで?!!」
「スクワットなぅ」
「なぅじゃねーよ!!なぅスクワットしちゃ駄目だろ!!」
「どうしてー、ななふる。」
「何、某金融相談所みたいに言っちゃってくれてんの?!!借金相談お任せ下さいとか無理だからね?!not OMAKASE★だからね?!私が自己破産するわ!!」
「うーるーさーいー」
「ちょちょちょ!!言わせてんの誰だよ!!?」
「りあ??」
「えっ?!!!私?!!」
なつかからの攻撃。秘技、罪の擦り付け!!
私ありとあらゆる意味で関係なくない?!!
「なつか!!りあが挙動不審になっとるでしょーが!!」「えー、そんなにうちのこと好きなん?照れるー」
「あー!!!!もー!!!何のプラス思考だよ!!ほんとあんたの頭の変換能力には、尊敬すら覚えるわ!!」
ななちゃん本間絶好調やな!!!
「え…うん。でも、なつかのこと好きやで!!」
「え、きも。」
「なつかぁぁぁあああ?!!私、今傷付いた!傷付いたよ?!」
きも。ってなに?!!
きも。って!!!!!
「大丈夫?」
「え?!!!」
「誰に何されたん?」
「え…ちょ…なつかさん…」
「大丈夫かー。よしよしよし」
「な…あー…うぅ…」
「なつか!!りあが泣いてるでしょーが!!」
「え…?嬉し泣き?」
「「どんだけ、ポジティブだよ!!!!」」
ななちゃんとハモりました。
「ななちゃんとハモるとか最悪。」
「りあ…?庇ってあげたのに、何その言いぐさ!」
ぎゃーぎゃー
「うるさーい!!岩原、川合、村沢!!立たせれてる自覚はあるのか?!!好き放題やりやがって!!!」
大沼先生が教卓をダンッてして、怒りで肩を震わせています。
1時間目始まってたみたいやな…
しかも、1時間目現国。
大沼てぇんてぇい。
「せんせー、血圧あがるよー」
「お前らのせいだろーがー!!!!他の奴らも笑って授業にならんわッ!!!」
と言う、先生の一言。
教室を見回してみる。
うん。
確かに…
あっ…
えーしと目があった。
爆笑していたえーしが目があった瞬間、にっと歯をみせて、口パクで「ばーか」と言って笑った。
ぐわぁぁぁぁぁあ!!!!!
りあーがー
ぶっ壊れ!!!!!!!!!




