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太陽の笑顔  作者: みなつ
1/12

1*蛇口になりたい。

新連載!!

「えーし!」


大切な人の名前を呼べること。


「なんや?りあ」


返事がかえってくること

名前を呼び返してくれること。


それは…

決して当たり前ではない

幸せなこと。


***********************


「りーあ、…りあ!!」


「わわわ!!!な、なにー?」


ひときわ響くアニメ声の友達…

その声を聞き、我に返る。


「なにボーッとしてんの?」

「いや…別に〜」


いえませんよ。

えぇ…いえませんとも!!

えーしを見て、あらぬ妄想をしてたなんていえませんよ!!


「まーた、英志くんみとったんやろー?」


ニヤニヤとした、品のない顔をして笑う、アニメ声。

分かっとんなら聞くなやぁぁあああ!!!

恥ずかしいよ?

うん、恥ずかしいよ?


なにこの羞恥プレー



「いや、別に?見てへんから。ほんまに」


必死に平静を装い、

言葉を発するけど…


無念


私の口から変な笑いがもれました。


「りあ、笑い方きもい!!そして、分かりやすいな!!

ここまで分かりやすいと逆に可愛くて、いじりがいがないわ!!」


でましたー

アニメ声の長文突っ込み(*^)/☆(+。+*)


「アニメ声突っ込み長い」


「なにが?!!ってゆうか何?りあの中で私の呼び名アニメ声なの?!!純粋にショックだわ!!大体、私アニメ声じゃないからね?!!それから、突っ込みでもない!!私中学までは、ボケだったからね?!!」



「ぼーけぼーけぼけ♪自称ぼけ♪」


はい。みなさん誤解なさらないで下さい。

この変な言葉(某ジブリアニメの主題歌にのせた)を発したのは、私ではありません。


変な友達の南都夏なつかちゃんです。


「なつか…いきなり入ってきて、おはようの前にそれか?おい。大体、自称ぼけってなんだよ?!!それから、なに、某ジブリアニメの主題歌にのせちゃってくれてんの?!!わぁ、リズムぴったり☆ってならないからね?!!!」


「えー、最高の歌詞やったのにー、わがままやな」


「なんで?!なんでしょーがねーなーこいつみたいな顔してるの?!!それ、私が思うことだからね?!今の歌詞で最高とか思う奴、最高のマゾか相当のジブリ好きだからね?!!」


「ぼくは、ととーろが大好きでーす!!!!」


「こんなとこで盛大な愛の告白いらねーんだよ!!!!しかも、なんでトトロのとこ発音いいの?!外国人かぶれか!!!」


「でたー!!!例え突っ込み」

「例えてねぇよ!!!なんなのもう!疲れるわ!!」


朝から元気だねー

ななちゃんふぁいとー

七瀬ななせ=アニメ声


という法則が成り立ちます。


まだまだ続く、2人のやりとりを完全傍観者で楽しく見ていた。

だんだん寂しくなってくる。

かまってよー


少し拗ねて、窓の外を覗く。

ちょうど、バスケ部の朝練が終わったところのようで、数人の人の中から、すぐえーしを発見し、じっくり観さ…


その姿を目で追った。

うん。綺麗な表現しようか。


しばらく部活仲間とはしゃぎ回るえーしに目を奪われていた。


ちょ、ほんとに何で、あんな可愛いんだろうなぁ。水遊びなんかしちゃって。何?

あの弾ける笑顔。

ときめくわ!!!!!

鼻血出るわ!!!!!

夏の気温より熱い自信があるわ!!!!なにが?

あー、すてきやな。

ほんまに。

あー、蛇口になりたい。

ごめんなさい。

自重します。


そんなこんなで私が大爆発していると…


目があった。



その瞬間、うろたえる私をよそに


「りあー!!!!」


大きな声と大きな笑顔で私に手を振ってきた。



殺すきかっ!!!!!!!!!

今なら、死ねるわ!!!!

嬉しすぎて、吐血しそうだわ!!!!!!!!!!


幸せすぎる拷問に耐えながら、私も笑って手をふりかえす。

ひきつっていないことを願う。切実に。


「ちょ、りあにloveフラグがたってる!!」

「ふー♪青春ふぃーばー♪」


後ろからそんな声が聞こえた気がしたけど、ほんとどーでも良かった。

なんか、どんどん新しい小説が増えてる(笑)

ちゃんと更新しないとーツ

ちゃんと最後まで書きたいな!

かこ!よし!

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