表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/38

イヴ

 ワープホールから出ると、状況を理解するのに暫く時間を要した。

 コンソールの隅に点滅するランプが青から赤に変わってワープホールが閉じる。

 ウインドウに表示された数字を見て、入ってから五時間経ったのが分かった。

 続く表示に、心拍数、血圧、脳波……異常は見られない。

 定期的にBMIマシンのクリーンで細胞活性化も行っている。身体には異常が無い。いつも通り。いや、少し胸がムカつくか。

 コンソールの電源を落とし、部屋から出た。休むには少し早い。リビングに戻り、AIにカフェを頼む。

 ソファーに座り息を吐いた。程なくして睡眠導入剤が入ったカフェがテーブルにセットされる。カフェを運んで来たアンティークなロボットが滑稽な音を鳴らしてそれを知らせた。カタカタとキッチンへ戻って行く鈍いメタリックな寸胴のボディを眺めながら、こいつも妻の趣味で買った物だったなとティーカップを両手に包み持ちながらぼんやりと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ