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アステリ

 ·


 襲撃事件から数日経って、老ユリイカから呼び出された。

「コリア嬢の護衛と知り合いだそうだな」

 自室の机に腰掛け、書面に目を落としながらユリイカは言った。

「士官学校で一緒でした。彼女はコリア様と仰るのですか」

「そうだ。序列四位の次代(セカンド)だ」

 ユリイカは書面から顔を上げ、後ろに控えていた俺に向き直った。

「今朝、後宮から使いの者が来たぞ。改めてお前に礼が言いたいそうだ」

「そういうのは別に」

「受けた方が良いぞ。断れば王族の面子を潰すことになる」

「……どうしたら良いですか」

「明日、後宮の方へ来てほしいそうだ。入り口で警護の者に言えば中へ通してくれるらしい」

「護衛の方はどうしますか」

「議会はしばらく休会だそうだ」

 ユリイカは面倒だという様に溜め息を吐いた。

「まだ表立っていないが、次代(セカンド)への襲撃事件が相次いでいるらしい。何か知っているかも知れない。それとなく探って来てくれ」

「分かりました」

 俺は頭を下げ、その場を退出した。


 翌日。後宮へ行くと直ぐに先日の警備兵から声を掛けられ、所属名を伝えただけで僅かな後に後宮の中へと通された。

 警備兵が扉を開けて中へと促す。中では既に聖女王(マザー)候補の護衛をしていた(おとこ)が待ち構えていて、俺を彼が仕える次代(セカンド)の部屋へと案内してくれた。


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