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プロローグ40 【9月25日/部活選択決断日1日目】1/天然ボケの天才?

 一夜明け、今日は9月25日、木曜日だ。

 平日なので当然、仕事がある。

 今日も朝起きて、メールのチェックをした。

 【桔梗】と【瑠璃】からDMが届いており、【桔梗】の方は、

【唯野さん、今日は、部活選択をしないでいただいてありがとうございます。

 今日は、【インビジブル・サポーター】とマンツーマンで質問があれば、出来るとの事でしたが、何か質問した方が良い事ってあるでしょうか?

 相変わらず私は何を質問したら良いのか解らない駄目っぷりです。

 何かアドバイスがあれば教えていただけないでしょうか?】

 と来ていたので、

【崎本さんの感じたまま好きに質問したら良いと思いますよ。

 僕が質問しようと思った事は僕が質問して、後で崎本さんにもお教えしますので、気になさらずに貴女の好きな質問をしたら良いと思います。

 ちなみに僕は、【部活】の期間について質問しようと思って居ます。

 20年間部活をしないと望みが叶えられないとの事でしたが、学校でも【飛び級】と言う制度がありますよね?

 そう言う制度が【都立夢異世界部活学校】にも無いかどうか聞いてみたいと思っています。

 うまく行けば、20年かからなくても卒業出来るかも知れないかななんて期待をしているんですけどね。

 これはあくまでも単なる質問で、そう言う制度は無いかも知れない可能性が高いんですけどね。

 これについては質問した内容を崎本さん達にもお知らせします。

 他にもいくつか質問しようと思っています。

 僕の質問を崎本さん達がしても時間が勿体ないので、貴女は貴女の思う質問をしてください。

 どんな質問でも良いと思いますよ。後で質問の回答のすり合わせをしましょう。

 何も無ければ、【イメージサンプル】を1晩に最大3本まで見られる見たいですから、それをご覧になられてはいかがでしょうか?

 その内の一本は【アース・ヒーロー部】でも選択して、イメージトレーニングをするとかはどうでしょう?

 一夜だけの見学では物足りなかったでしょうし。

 どうなさるかはお任せします】

 と返した。

 【瑠璃】の方からは、

【唯野さん、今日は、貴方が元々、やろうと思っていた【異世界交流部】と言う【部活】の見学をして来ようと思って居ます。

 明日は同じ理由で【コスプレ部】にします。

 私とお姉様のせいで、唯野さんには見学する【部活】を変更させてしまいましたし、【部活選択】も二日待ってもらって居ますので、せめて貴方の見学したかった【部活】を見学して貴方に報告したいと思っています】

 とあった。

 【芳一】は、

(別に気にしてないのに)

 と思いつつ、

【ありがとうございます。

 でも、星井さんが他に見たい部活が出来たなら僕に遠慮しないでその部活の見学をしてください。

 【異世界交流部】と【コスプレ部】は、あくまでも他に見たい部が無かった場合にしてくださると変に気を遣わないので嬉しいです】

 と返した。

 返事が届く前にバイトの時間になったので【芳一】はバイトに向かった。

 バイトでは、しばらく休んでいた【創作メモ】を書く作業を再開した。

 ここ、数日充実した日を送って来たので、また、創作意欲が湧いてきたのだ。

 今なら、【悪徳出版社】に奪われたいくつかの作品を超える作品のイメージが湧いてくる様になっていた。

 でかすぎるから出版は考えずにライフワークとして作っている超巨大小説が彼にはあり、その中のキャラクターのイメージ数字から、【13】と【24】と【96】を【芳一】は好んで使っている。

 その内、【13】と【24】を使って、【出版化を目指す作品】を考える事にした。

 【13作】がとりあえず、【出版化を目指す作品の数】であり、それに予備の【11作】を足して、【24作品】を元々【ちょいちょいちょいな】として、【ネタの種】として作ったものから組み替えて一から作る事にした。

 ただ、この【24作品】は、おおまかな設定だけ考えて、とりあえず執筆は、彼の精神が安定するまで凍結することにしている。

 それとは別に、【25作品目】を新ペンネーム【頼田たのだ 異放置いほうち】として【小説投稿サイト】で毎日更新する事にしていて、その下準備を開始したという事だった。

 彼自身は全く自覚は無いが、1人の作家が、苦も無く【24作】とか【25作】の【小説】を考えられると言う事自体が如何に凄い事か?

 その凄さを【天村あまむら 能活よしかつ】や【神かみや 美彩みあや】と言った、これからの超天才達は見抜いている。

 天才は天才の凄さを理解して居ると言う事なのだが、ちょっと鈍い【芳一】はその事を知らなかった。

 彼は彼の才能を知る者達が騒ぎ始めているのに気づきもしないで、自分のペースで事を起こそうとしていたのだった。

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