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プロローグ29 【9月23日/部活見学6日目】4/【アース・ヒーロー部】見学2

 【芳一】と【桔梗】にとっては6夜目、【瑠璃】にとっては4夜目となる【部活見学】は、【アース・ヒーロー部】と言う事になっている。

 【アース・ヒーロー部】は、【クライム・エピソード】ごとに【見学】出来る【エピソード】が異なっており、現在、【部員】が参加している【存在パワーレベル方式】5種類、【能力危険値レベル方式】3種類の8種類が【見学】出来る様になっている。

 【存在パワーレベル方式】では、現在、

 【レベル1】、【レベル3】、【レベル4】、【レベル7】、【レベル9】の【クライム・エピソード】、

 【能力危険値レベル方式】では、現在、

 【レベル2】、【レベル6】、【レベル8】の【クライム・エピソード】がそれぞれ、【攻略】されている【状況】となっている。

 一番下の【レベル1】の【クライム・エピソード】でも、1日最大8時間という【制限時間内】で【解決】出来る様には出来て居らず、【部員達】は最低でも【1エピソード】あたり、十数日以上をかけて、【地球】を守る【部活】をする事になる。

 そのため、【1夜】見学しただけで、【全容】が解るかどうかは難しく、予め、見学者達は【クライム・エピソード】を【解説】して貰ってから【見学】する事になる。

 8時間という時間制限内であれば、【複数】の【エピソード】を【見学】する事も可能なので、予め、【見学可能】な【8エピソード】の内容を聞いて、見学する事になった。

 【存在パワーレベル方式】/【レベル1】の【クライム・エピソード】の設定は、【フォービドゥン・ゴースト】と言う人に取り憑いて、悪事を働くいわゆる【悪霊】を倒すと言う物になっている。

 簡単に言えば、【ゴーストバスターズ】みたいなものだろう。

 【存在パワーレベル方式】/【レベル3】の【クライム・エピソード】の設定は、悪の科学者が作った、【リビングデッド】/【グール退治】になっている。

 【存在パワーレベル方式】/【レベル4】の【クライム・エピソード】の設定は、【キス】をした者が感染して、新たな【吸血鬼】ならぬ、【吸唇鬼(きゅうしんき)】になると言う設定の【吸血鬼】の紛い物の設定になっている。

 【存在パワーレベル方式】/【レベル7】の【クライム・エピソード】の設定は、【インベーダー(侵入者)】からの侵略を防ぐと言うベタな設定になっている。

 【存在パワーレベル方式】/【レベル9】の【クライム・エピソード】の設定は、封印を解かれた【七つの悪夢】の再封印という使命が課せられていると言う。

 【能力危険値レベル方式】/【レベル2】の【クライム・エピソード】の設定は、【ラスボス設定】が瞬きするまで、【姿を消せる能力】を持っていると言う設定で、消えるのは少々厄介だが、瞬きするまでの間という事なので、そんなに長くは続かないと言う比較的容易な攻略が考えられそうな展開で、殺人犯を追っていると言う設定になっている。

 【能力危険値レベル方式】/【レベル6】の【クライム・エピソード】の設定は、【ラスボス設定】が【特定のキャンディー】を舐めている間、触った相手に【擬態(ぎたい)】して、その対象の【異能力】も使えると言う設定になっている。

 【能力危険値レベル方式】/【レベル8】の【クライム・エピソード】の設定は、【ラスボス設定】が【火】、【水】、【風】、【地】の四大魔法を使える者と【光】と【闇】の魔法を使える者、そして、謎の能力を持った者の3人居るとされ、この謎の能力を持った3人目が誰かを探る事が最終目標に設定されている。

 と言うものになっている。

 この中から選ぶ訳だが、【瑠璃】が相変わらず、短い睡眠時間になっているので、とりあえず、【存在パワーレベル方式】/【レベル1】と【能力危険値レベル方式】/【レベル2】の【クライム・エピソード】を二つ見学して、基礎の基礎だけ学び、【瑠璃】が帰った後は、【芳一】と【桔梗】で他のを見て回ると言う事にした。

 学年が上がれば、【超大迫力】な展開もあるだろうが、これは、【初等部4年生】の【部活】の見学である。

 言っちゃなんだが、子供だまし、大した事の無いレベルの【展開】になるだろうと【芳一】達は考えていた。

 また、これはあくまでも予定である。

 当然、時間が経てば、【部員】も入れ替わる事になる。

 そうなれば、参加する【クライム・エピソード】も変わる可能性があるからだ。

 それが理解出来たなら善は急げだ。

 3人は、まず、【存在パワーレベル方式】/【レベル1】を【見学】する事にしたのだった。

 恐らく、これは【初等部4年生】になって間もない【部員】が活動していると予想される。

 3人は、【フォービドゥン・ゴースト】退治の【クライム・エピソード】へと転移した。

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